シャンブレーの歴史に迫る – freeen

シャンブレーの歴史に迫る

2020/09/082021/04/29

薄手で軽く丈夫で動きやすいシャンブレーは、デニムのような生地でワークウェアとして重宝されています。
さまざまなコーディネートに合わせられるので、ワードローブにあるととても便利。

今回はシャンブレーがどのように誕生し、広まっていったのか、歴史をお伝えします。

発祥はフランスの町

シャンブレー誕生は1500年代。
シャンブレーはフランスのカンブレー(Cambray)という町が発祥で語源。この Cambray が語源で、英語の Chambray で広まっていきました。
イギリスではカンブリック(Cambric)とも呼ばれます。

参照 : 
カンブレー – wikipedia
カンブリック – wikipedia

当時、フランスのカンブレーには司教座が置かれており、絶大な権力を持っていました。そしてシャンブレーは主に聖職者のワークウェアだったのです。
司教座(しきょうざ)とは

現在は主にコットン素材が使われるシャンブレー生地ですが、当時はリネン100%でつくられた、上質で高級なものでした。

ワークウェアとして秀逸なシャンブレー

20世紀初め、アメリカのミリタリーウェアに採用されたシャンブレーは世界に広まっていきます。

当時アメリカ海軍のスタイルはシャンブレーシャツにダンガリージャケット、デニムパンツという、3大ワークウェアを盛り込んだスタイル。

その後、海軍の服装規定が変化する中でも、シャンブレーシャツは着用され続けます。
それだけシャンブレーシャツが、ワークウェアとして優れていたということですね。

「ブルーカラー」はシャンブレーとデニムから

海軍のワークウェアから丈夫な作業服として広まり、一般の人にもワークウェアとして定着していったシャンブレー。

20世紀初めのアメリカでは、多くの労働者がデニムパンツにシャンブレーシャツを着ていたため、ブルーカラーと呼ばれるようになりました。
ブルーカラー・ホワイトカラーとは – コトバンク

ワークウェアでもシティウェアでも

1960年後半には、ワークウェアからシティウェアとしても取り入れられるようになりました。

この当時はベトナム戦争が泥沼化。
戦争の中、平和を訴える人たちの間で、ワークシャツに花やピースマークといった平和のモチーフをあしらったリメイクが流行します。

多くのワークウェアが作業服としてだけではなく、「ファッション」として着られるようになりました。

今ではさまざまなアイテムにも使われています。

シャンブレーはカジュアルさもありつつ、品の良さも感じられる独特の生地です。シャンブレーの魅力はこちら。