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ネックの種類を知って自分に合ったトップス選びを

2023/10/16

印象を大きく変えるトップスのネックライン。
同じネックラインでも、着る人によって見え方が変わります。首元のデザインはイメージが変わる重要ポイントです。長所をよりよく目立たせてくれたり、短所を強調してしまうこともあります。

どんな種類があるか自分に合うものはどれか、自分に合ったネックラインを選べるようチェックしてみてください。

ラウンドネック

丸く開いた襟の形の総称を「ラウンドネック」と言います。
ラウンドネックは首回りの開き具合や丸形の違いで、さらに種類が分かれます。

Uネック

Uネックは名前の通り、Uの字に丸く開いたネックラインです。

Uネックをもう少し詳しく

オーバルネック

卵形で丸く深いのが特徴のオーバルネック。
Uネックよりも下に広く深くカットされたネックラインです。

Uネックもオーバルネックも程よく肌を露出することで、女性らしい着こなしができます。この「程よく」がポイント。大きく開きすぎてしまうとだらしなく見えてしまったり、肌着のように見えてしまうことも。実際に着てみて、露出範囲が適切かどうかチェックするのがおすすめです。

オーバルネックをもう少し詳しく

ボートネック(バトーネック)

船の底のように横に長く、前後が浅く開いたボートネック。
曲線が緩く、首元の肌見せ部分が少ないのが特徴。

フランス語でボートをバトーと言うのでバトーネックとも言います。ブライダルの時には、バトーネックと呼ぶことが多いようです。

幅広いコーディネートに使えますが、首の短さにお悩みの人は首元が詰まって見えやすいので、避けたほうがベター。

ボートネックをもう少し詳しく

クルーネック

丸い形で首の周りにぴったりとしたデザインがクルーネックです。

ベーシックなネックラインで使いやすいですが、ラウンドネックの中では特に首が詰まっているため、首が太め・短めの人はその特徴を強調させます。

また顔が強調されやすいので、小顔効果を出したいときはおすすめしません。シャープな顔立ちの方で、柔らかい雰囲気を出したいときにおすすめです。

クルーネックをもう少し詳しく

ヘンリーネック

ラウンドネックにスリットとボタンがついたデザインをヘンリーネックと言います。

イギリスのボートレースユニフォームでつくられたもので、カジュアル、スポーティな雰囲気を出してくれます。

ボタンの開け閉めでもイメージを変えられるので、その日のコーディネートによって違った顔を見せられます。

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Vネック

V字に開かれたネックはその見た目通りVネックと言われます。

ベーシックなVネックの他、変則的なVネックもあり名称が変わります。いずれも女性らしさ・セクシーさといった印象を与えることができるのが「V字ネック」の特徴です。

V字は肌見せのバランスが絶妙で色っぽさを出せます。
華奢な人、首が長い女性が着るとのっぺりと見えてしまうこともあるのでコーディネートのバランスに注意。

丸顔の人や、首が短めの人にはおすすめのネックラインです。コンプレックスをカバーしてくれます。
アゴラインの尖りが気になる人は組み合わせをよく考えることが必要。輪郭が強調されてしまうのでさらに尖った印象になってしまいます。

プランジングネック(ダイビングネック)

深く切れ込んだVネックラインをプランジングネックと言います。
プランジ(plunge)は「突っ込む、飛び込む」と言った意味があって、そこからダイビングネックとも呼ばれます。

大胆な肌見せで、胸元までの素肌をきれいに見せるのがこのプランジングネック。
セクシーさ、女性らしさを引き立たせます。ワンピースやイブニングドレスなどのデザインに多く使われます。

あまり肌見せをしたくない人でも、インナーをうまく使って甘くなりすぎないコーディネートもできます。

スリットネック(キーネック)

スリット(切り込み)の入ったネックライン。ネック部分が鍵穴のように見えるためキーネックとも言います。

カジュアルコーディネートに少しセクシーさを出せるネックです。ボーイッシュスタイルの中にワンポイントとして取り入れるのも○。

カシュクールネック

肩から胸までを覆う着物のようなラインを出すカシュクールネック。
カシュ(隠す)クール(心臓)という言葉の意味のように、心臓を隠すように交差するデザインです。

上品さ、女性らしさを出すにはもってこいのネックラインです。ボリューミーな首元は柔らかい雰囲気やかわいらしさを出してくれ、小顔効果も期待できます。

バストのサイズに合わせてドレープの量を選ぶと着こなし上手。
大きい人はドレープ多め、小さめの人はドレープ少なめで選ぶと体のラインが綺麗に見えます。

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スクエア・肌みせネック

首から鎖骨が見えるくらいに開いたネックタイプにもいくつか種類があります

スクエアネック

四角く開いたネックラインはスクエアネックとも言います。

鎖骨を綺麗に見せてくれるのがこのネックの魅力。首筋から鎖骨にかけてデコルテをスッキリと見せてくれ、がっしりした骨格の人は華奢に見せることもできます。

顔のエラが張って気になっている人は、顔の形が強調されてしまうので選ぶ際は注意。

オフショルダーネック

両肩が見えるくらいまで開いているのがオフショルダーネックです。

肩までの肌見せによって抜け感が演出でき、カジュアルにもきれい目にも使えるので幅広いコーディネートで使えます。

ワンショルダーネック

片方の肩を見せるデザインがワンショルダーネックです。

オフショルダーよりさりげなく肌見せできるので取り入れやすいデザインです。

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首が隠れるネックライン

首を隠すネックラインは、寒い季節には重宝します。このタイプは首をどれだけ覆うかによって呼び方が変わります。

タートルネック

首全体を隠すことができる長さのネックラインがタートルネックです。
亀が首をだす様子からこの名前がついたそうです。

顔が大きく見えやすいので、気になるときは折り返したり弛ませたり調整してみてください。

ハイネック

タートルネックより短く、折り返さず立てた形のネックラインです。

首が長めな人に似合いますが、首の短い人でもタートルネックより着こなしやすいです。襟付きアウターとの相性も○。

顔の輪郭がはっきり出やすいので、顔の形を目立たせたくない場合は避けたほうがベター。

ハイネックにはさらに種類が分かれます。ハイネック以上にスッキリした印象にしたい場合やコーディネートに合わせて選んでみてください。

モックネック

モックには「見せかけの」という意味があります。そこから襟の部分に境界がついているものもあります。(襟がついているように見せかけるというイメージ)

少し立ち上がった襟からハイネックの一種にも含まれます。
通常ハイネックと言われるものよりは、高さが低いのが特徴です。

ボトルネック

ボトルネックもハイネックの一つで、首から肩に沿ってボトルの口のように立ち上がったネックラインです。
こちらもハイネックと大きな仕様の違いはありませんが、ボトルネックの方が首が見えることが特徴です。

ファネルネック

ファネルとはじょうごのことで、じょうごを逆さにしたような形のネックライン。
メーカーによって首元全体を隠すものであったり、少し立ち上げて下側が広がったようなデザインだったりとさまざまあるようです。

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その他ネックライン

オフタートルネック

オフタートルネックは、首に沿っていないタートルネック。
首から垂れ下がるくらいにゆったりした、首回りにゆとりがあるタートルネックをオフタートルネックと呼びます。

スラッシュドネック

肩にほぼ水平にカットされたネックライン。
直線的に広く首元がひらけているので、肌の露出を抑えつつオフショルダーのようにゆったり着れます。

レイヤードネック(ダブルネック)

重ね着をした時のネックライン、または重ね着したように見えるネックをレイヤードネック・ダブルネックと呼びます。

広く開いたネックにインナーをチラ見せするスタイルや、タートルネックの上にVネックを着ているように見せるなど、ネックでレイヤードスタイルを考えるとまた印象が変わります。
モノトーンに差し色でインナーを合わせるのもおすすめです。

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ネックラインは自分に合ったものを

ネックラインの開きや大きさ、形でイメージは変わります。
トレンドのネックラインを選ぶのも良いのですが、まずは自分に合うかどうかを考えることが大切です。

自分に合ったものを選べば、コンプレックスを和らげてくれたり、自分の好きなところを強調できたりします。
その日のコーディネートや自分に合ったトップスを選んでファッションを楽しみましょう。