ブルゾンとは?ジャンパーとの違いは?カジュアルに着こなせるアウターのご紹介
2022/12/17
服のカテゴリーはたくさんあって迷ってしまうことも。ECサイトやファッション雑誌、店員さんによって同じようなものでも選ぶ言葉が違っていたりします。
「どういう服だっけ?」と分からなくなってしまうことも少なからずあるのではないでしょうか。
今回はそんな服カテゴリーのブルゾンについて。
ブルゾンはよく聞く服の種類だと思いますが、そもそもどういうものをブルゾンというのでしょう?
ブルゾンとはどういうものか、カジュアルかつ大人っぽい印象を出すことができるブルゾンの上手な選び方・使い方をご紹介します。
ブルゾンは丈の短いアウター
ブルゾン(Blouson)はフランス語で、「裾をしぼったブラウス」(ブルーズ : blouse)が由来となっていますが、最近ではそれに限らないことが多いです。(裾が絞られていなくてもブルゾンと言われていることもある)
デザインの定義はお店やブランドなどによって異なっているようです。
ブルゾンについて認識しておきたい基本は「ファッション性の高い丈の短いアウター」。丈の長さは大体腰骨あたりまでです。またやや膨らみのあるタイプのアウターを指すことが多く、動きやすくカジュアルに着こなせることもポイントです。
ブルゾンは大人なカジュアル感を出し、スタイルアップコーデにもなります。
防寒プラス、スタイリッシュさを出したいときにもおすすめできるアイテムです。
ジャンパー・ジャケットとの違い
ブルゾンに似た服のデザインで、違う名前の服のタイプがあります。名前によって何が違うのかみていきましょう。
ジャンパーとブルゾンに明確な違いはないと考えてOK
ジャンパーもゆったり着れる動きやすい短め丈の上着のこと。ちなみに和製英語なので、海外では通用しません。
amazonの検索で調べてみたところ、海外で服のjumperはサロペットやジャンパースカート(袖なしワンピース)のものが一般的のようです。
実は日本でのジャンパーとブルゾンは、呼び方を変えているだけで違いがありません。ブルゾンはジャンパーのフランス語読みと覚えておいても大丈夫です。
服のデザインの定義としては同じですが、ジャンパーは作業着のように機能性を重視したもの、ブルゾンはデザイン重視でファッション性の高いものといった形で使い分けられていることも多いです。
ジャンパーよりおしゃれに着れるのがブルゾン。
といいたいところですが…
ジャンパーにもデザイン性の高いものも多くあるので、見た目がよくないとは言い切れません。ブルゾンに全く機能がつけられないかといえば、そうとも限りません。
使い分ける、というよりかアイテムを探すときにどちらでも探せるようにしておけば問題ないと思います。
実はジャケットが指す意味は広い!ブルゾンもジャケット?!
続いてジャケットとブルゾンの違いですが、ブルゾンはジャケットとも言えてしまいます。ジャケットの一種がブルゾンなのです。
袖のついた上着をジャケットというので、幅広い上着のことがジャケットと言えます。
そのためジャケットには色々な種類のアウターが含まれます。
かっちりしたフォーマルな上着はテーラードジャケット、カジュアルなダウンやデニムのジャケットもあります。
そしてブルゾンもジャケットの種類の一つです。
人気のファッションEC「SHEIN」では、ブルゾンというキーワードで検索しても商品名が「ジャケット」になっているものが表示されます。
SHEIN 「ブルゾン」検索結果
このサイトでは商品名にはブルゾンという言葉を使わずに、幅広く当てはまるジャケットを使用しているようです。
人によっても、ファッションメーカーによっても呼び分けが異なっていたり、呼び方が違うだけでものは同じだったり、そもそも細かく分類していなかったりと様々です。
違いはあるものの、現実に使われる言葉としてはあいまいな部分もあります。
明確な呼び分けをするというよりかは、こういう呼び方がある、こういうカテゴリー分けにされることがある、といった感じで覚えておいた方が柔軟に考えられると思います。
ネットなどで検索するときは、カテゴリーやキーワードを確認してみましょう。思ったものが表示されないときは、検索カテゴリーを変更してみるとそちらにカテゴライズされているかもしれません。
ブルゾンをうまく着こなすための選び方
ブルゾンは素材や機能性を考えて選べば長いシーズン着ることができます。いろいろなブルゾンをチェックして自分のお気に入りを見つけていきましょう。
サイズはジャストサイズを
オーバーサイズはダボっとした印象になりやすい。ジャストサイズにするのがおすすめです。
ジャストサイズの見極め方として、ジップやボタンを閉めたときに5〜6cm位の隙間があればOK。肩が動かしやすくてゆるすぎないもの、肘を曲げて手の甲にかからないくらいがちょうどいいサイズです。試着するときは前を閉めて確認してくださいね。
重くなくて動きやすいものを
重たい服は長時間着ていると疲れてしまうものです。軽い素材を使っていると疲れづらく動きやすくなります。
スタイリッシュにしたい場合は特に意識したいところです。やはり全体の印象を決める表面の素材は上質なものがおすすめです。
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色選び
できるだけ着回しやすいものを選びたいものです。モノトーンやカーキ、ベージュなどベーシックでシンプルなカラーが無難ではあります。
冬のコーデは重たくなりがちなので、白を多く取り入れて明るく演出するのもおすすめです。
ボトムスの選び方
スタイリッシュに着こなすならスキニーなど細身のボトムス。裾が絞られたデザインを存分に活かすことができます。
ブルゾンの特徴である裾や袖口が絞られたデザインを活かすには、スキニージーンズなどの細目のシルエットのものを合わせることでスタイリッシュなイメージを演出できます。
ブルゾンの種類で選ぶ
ブルゾンには素材・形状の異なる種類があります。種類によってイメージが変わるので、どんなブルゾンが欲しいのか、それを見つけるにはどんな素材のものを探せばいいかなど知っておくと便利です。
重厚感あり!コーディネートの主役になるレザーブルゾン
レザーブルゾンは存在感のあるアイテムです。革の素材によって値段は大きく変動します。比較的安価なのはフェイクレザー。こだわりがなければこれで検索!
機能性とおしゃれさとゆったり感のあるMA-1
「MA-1」はブルゾンの種類の1つ。MA-1のモデルとなったのは米軍が来ていたカーキ色のフライトジャケット。ゆとりあるデザインで、防寒性とおしゃれさのあるアイテムです。