
着こなすためのスウェットやパーカー選びのポイント
2022/06/15
年中使えるカジュアルアイテムのスウェットやパーカー。選び方や着方を間違えるとラフになりすぎて部屋着のように見えたり、ダサく見えてしまうこともあります。
ポイントを押さえてスウェットやパーカーを着こなしていきましょう。
スウェット・パーカーはどんなもの?
スウェットとは、綿素材を使用しメリヤス編みで作ったニット生地のことです。表と裏の編み方が異なる裏地のある2重構造になっています。汗をよく吸うことからsweat(スウェット)。
パーカーはフードのついたトップスのことでフーディーとも言います。
スウェット生地が主流だったので、「パーカー = スウェット」というイメージもあるかと思います。最近ではさまざまな生地のパーカーがあるので、イコールではなく「スウェットパーカー」という感じで使います。
またプルオーバーという言葉もありますが、こちらは前後にボタンやジッパーがなく、頭からかぶって着るタイプのトップス。
こちらもスウェット生地が使われていると、スウェットプルオーバーとなります。
混合しやすいトップスアイテム
スウェット生地で作った服をそのままスウェットと言うこともあり、服そのものを指す言葉として使われることも多いため、いくつかのアイテムと混合してしまうこともあります。
スウェットは生地の名前なので、トレーナーやカーディガン、パンツやスカート、ワンピースなどさまざまな種類のアイテムにスウェットが使われています。
スウェットは「生地であること」「綿素材で作られていること」を頭に入れておくと、違いが分かりやすくなるかと思います。
トレーナー
トレーナーはスウェットシャツの日本独自の言い方。最近では「スウェット」の方が定着していますかね。
メーカーによっては分けているところもあるようですが、海外では一律 sweatshirts です。
トレーナーはかぶって着る綿素材の厚手の上着。要するにトレーナー = スウェットシャツです。
またトレーナーは上着だけを指しますが、スウェットはそれだけに限りません。スウェットは正式には生地のことなので、スウェットシャツやスウェットパンツといった、上下関係なくさまざまなアイテムがあります。
ジャージー
ジャージーはスウェットと同じ編み物の生地。違いは素材で、スウェットは主に綿、ジャージーは主にポリエステルが使われます。
速乾性はあるものの、吸水性が少ないが少ない生地です。ジャージーに吸水性を高めたのがスウェット。
ちなみにジャージーの名前の由来はイギリスのジャージー島。ジャージー島の漁師の作業着として着られていたことが由来になっているそうです。
セーター
セーターは英語で sweater。そう、sweat が入っています。セーターは元々「汗をかかせるもの」という意味があったそうです。
セーターもスウェットも大きな分類としては「ニット」。
何が違うと言えなくても、感覚で違うと分かる人も多いかと思いますが、セーターとスウェットの違いは素材です。
セーターは主に毛糸(ウールやモヘア、カシミヤ、合成の毛糸など)を使ったものを指します。
ハリのある生地でだらしなさや野暮ったさをなくす
おしゃれに着こなしたい時は適度にハリのある生地がおすすめです。全体的にもそうですが、特にフードがヘタレていると一気にルーズ感(だらしなさ)が出ます。
程よく厚みのある生地を選ぶのがおすすめです。
プチプラアイテムだと型崩れの早いものも少なくないので注意しましょう。
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サイズ選びは重要ポイント
サイズを間違えると体の気になる部分が目立ってしまったり、ラフすぎて部屋着っぽく見えます。
きれい目ならインナーを着てジャストサイズになるくらい。
カジュアル感を出す時はよりゆとりがあるオーバーサイズを選びます。
スウェットやパーカーの下にシャツを重ねるだけでのっぺり感がなくなりパリッとして見えます。単体で着るよりきちんと感もアップするのでおすすめです。パンツにもスカートにも合わせられます。
一枚でレイヤード風に見せるパーカーもあるので、こう言ったアイテムを使うのもおすすめです。
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またジャストサイズなら上にジャケットやブルゾンなどを羽織ることもできるので、長いシーズン着られます。
オーバーサイズはコーディネートを考える
オーバーサイズは上手く着こなせればおしゃれに見えますが、コーディネートが難しく上級者向け。のっぺりと見えてしまいやすいので注意が必要です。
また低身長の方があまりにもオーバーサイズなものを選ぶと着られている感じが出てしまいます。
オーバーサイズを選ぶときは2サイズ上のものでお尻が隠れるくらいのものを選ぶと全体的にボリュームが出ます。スウェットやパーカーはユニセックスのデザインが多いのでメンズもので探してみるのもありです。
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トップスもボトムスも大きめのサイズだとラフになりすぎるため、合わせるアイテムに合わせてサイズを選んでください。
トップスがオーバーサイズなら、ボトムスはスキニーのような細身のものを選んでメリハリを出しましょう。
逆にジャストサイズのものならフワッとしたロングスカートを選ぶとおしゃれに決まります。
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組み合わせが上手くできない時はこう言ったコーデセットで販売しているものもあるので、上手く利用していきましょう。
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サイズは丈も要チェック
ボトムスに合わせて丈の長さを考えるのもポイントです。
細めのパンツと合わせる時はゆとりある大きめサイズにすることで脚やせ効果のあるシルエットに。
ボリュームのあるボトムスの場合は、丈が短いものを合わせるとバランスの良いコーディネートになります。
ワイドパンツやボリュームのあるスカートなどを多く持っているのであれば、腰骨より少し上くらいの丈だとバランスが取りやすいです。
大人っぽく見せるならモノトーンやくすみカラー
自分に合う色や好みの色もあると思いますが、見せたい印象に合わせて選んでいきましょう。
ブラック・ホワイト・グレーなどモノトーンはカジュアルなアイテムをスタイリッシュに見せてくれます。
カラーのものはくすみのある落ち着いた色ならカジュアル感を押さえられます。
白のスウェット・黒のタイトスカート、靴屋バッグもモノトーンに揃えると統一感のある大人コーデになります。
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パッとしない時はデザインのあるアイテムを
いろいろなコーディネートに合わせやすく取り入れやすいスウェットやパーカーですが、無地のものだとパッとしなかったり野暮ったい印象になってしまうことがあります。
無地のもので上手くコーディネートが決まらない場合は、ロゴやラインが入ったもの、フリルなどのデザイン性のあるもの、ストライプなどの柄のあるものなど、少しアクセントがあるものを選ぶのがおすすめです。
あとはシンプルなボトムスに合わせるだけでおしゃれコーデになります。
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パーカーに特に多いですが、フロントにポケットがあるものはカジュアル感が強くなるので、きれい目コーデの場合は避けるようにしましょう。
裏地にも注目
スウェット生地には主に裏毛(裏パイル)と裏起毛が裏地に使われます。
裏起毛は裏毛をとかして毛を起こしたもの。空気が多く含まれるため、保温性がより高くなります。
そのため、寒いシーズンにはこの裏起毛がおすすめ。逆に暖かくなってきたころには、あまりおすすめしません。
裏起毛の場合着るシーズンが限られてしまいます。パイル地であれば、着る季節をそこまで限定せず長いシーズン着れます。
春夏〜オールシーズン着るためのものであればパイル地、秋冬は裏起毛と季節によって最適なアイテムを選びましょう。
機能性も忘れずに
ストレッチ性の高いものや保温性、吸水速乾性の高いものなど機能性が高いものを選ぶことでより快適に過ごせます。
スウェットのボトムス
スウェットパンツはゆったりとしたデザインのものが多いですが、細身で裾がしぼんだタイプのジョガーパンツもあります。
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スウェットスカートやワンピースなどもあります。動きやすさと綿素材の温かみがあります。スポーティーに着こなせる万能アイテムです。
またワンピースはシャツと重ね着をすることでオールシーズン着れます。
デザインやディテールを吟味して大人カジュアルをおしゃれにしていきましょう。
ラフになりやすいスウェットパンツは、ジャケットを合わせることでクールに着こなせます。
おすすめスウェット・パーカーきれいめコーディネート
特にプルオーバータイプのスウェットはカジュアル感が強く出ます。なので、きれい目コーデにしたい時はタイトスカートやジャケットと組み合わせるのがおすすめ。
パーカーはフェミニンなロングスカートやテーラードジャケットなどと重ね着をすることでおしゃれ度アップ。
ジップ付きのものは、ジッパーを開けた状態でワンピースと合わせたり、ジャケットの下にインナーとしても使えます。
さまざまなシーンで着回すなら、既に持っている服と合わせやすいスウェットを選ぶのも一つです。
スポーツミックス
メンズライクなスポーツミックスも人気のコーデの一つです。
ロゴ入りトレーナーに細身のパンツやタイトスカートなどきれいめボトムスと合わせるとこなれ感のあるスポーツミックスコーデの出来上がり。
通勤はきれいめカジュアル
通勤コーデならきれいめカジュアルでスウェットを利用しましょう。
シンプルなデザインでベーシックカラーを選ぶときちんと感が出ます。
パンプスを合わせるとフェミニンコーデの完成です。
パンプスでフェミニンコーデ
足元をパンプスにするとフェミニンな印象になります。シンプルなボトムスと合わせてみてください。
セットアップで楽ちんリゾート
セットアップは一セットで着ても分けてコーディネートしてもOK。着回しがきくのでおすすめです。
このようにリゾート風のおしゃれも簡単に決まります。