ジオメトリックとは?幾何学模様の魅力
ジオメトリック(geometric)は「幾何学的な」、ジオメトリックパターン(geometric pattern)は「幾何学的な模様」という意味です。
幾何学的なモチーフの模様。なんとなく感覚的にはわかっているかもしれないけれど、これってどういうモノなんでしょう?
幾何学模様はなんだか奥深そうななので、少し深掘りしていきたいと思います!
幾何学模様はどんな模様?
幾何学模様を指す模様はコレというものがありません。さまざまなパターンがあるのが幾何学模様だからです。
定義としては、
三角や四角、多角形。円や曲線、直線などの図形を部品にし、組み合わせてつくり出されたもの。また、模様が対称的に一定間隔で折り重なるなどして組み合わさってるものになります。水玉やチェック模様なども幾何学模様の一種。
花や動物、モノなどをモチーフとして図形にして組み合わせた模様もあります。
幾何学模様の組み合わせはまさに無限。
部品となる図形を平行・垂直に並べたり、少しずつ回転させてみたり、大きさを変えてみたり、色を変化させるなどさまざまなパターンがあります。
幾何学模様はアート作品にもよく使われます。
自由に模様の配列や配色などが創り出せ、パターンには個性が出せます。まさにアートにはうってつけかもしれません。
「幾何学」とは?
そもそも「幾何学」とはなんでしょう?
幾何学(きかがく、古代ギリシア語: γεωμετρία)は、図形や空間の性質について研究する数学の分野である。
幾何学 – Wikipedia
「幾何学」を調べると膨大な学問のことが書かれています。「幾何学」というものは学問であり、どんな模様か、ということではありません。
「図形や空間の性質について研究する」ことが幾何学であるから、幾何学模様は「図形」を主とした模様になるということです。
幾何学模様に惹かれる?
数年に一度はトレンドにもなるジオメトリックパターン。
存在感があり、おしゃれに着こなせる柄で人気になります。シンプルにもデコレティブにも使えます。
タッキーファッションにジオメトリック柄はよく使われていました。
タッキーファッションの一つに柄on柄があります。コレがおしゃれ上級者でないとなかなか難しい…
ただ全身コーディネートは難しいけれど、一部に取り入れることは上級者でなくても簡単にできる。そしてさらにおしゃれっぽく見えます。
シンプルだけではつまらない。
そうしてシンプル+ワンポイントアクセントとして、柄物も取り入れる人が増えてきたようです。その柄によく使われるのもジオメトリック柄。
目を引きやすく印象深いジオメトリックはワンポイントにはもってこいの柄。カラーを考えれば、派手さは調節できます。
モノトーンのジオメトリックはいろいろなものに合わせやすいので、柄物に慣れない方にもおすすめ。ファッションに取り入れると都会的でクールな印象をつけることもできます。
何かひとつ取り入れようとしたら「ジオメトリック柄」というものに惹かれてしまう。
ファッションでもインテリアでも何かワンポイントを入れるならジオメトリック柄はおすすめ。