「ストライプは縦、ボーダーは横」は日本の縞模様分け

ボーダー柄=横縞、ストライプ柄=縦縞だと思っている人は少なくないと思います。
日本ではこれで通じるので、そんなに困ることはないでしょう。

ただし海外では縞模様のことをボーダーとは言いません。

海外で縞模様は Stripe

海外で「縞模様」といえば stripe という言葉が使われます。
縦縞だけでなく横縞や斜め縞など、全ての縞模様を指します。

海外のネットショップなどで調べてみるとわかりやすいです。


こちらはドイツ発、ヨーロッパの大手オンラインショップzalando(ザランド)。
ZALANDO | High Street to High End Fashion Online

「border」と検索入力しても、シャツとか靴などのアイテムは検索候補に出てこない(ブランド名やborder〇〇といったものばかり)

「stripe」にするとアイテム別にたくさん候補が出てくる。

英語版のアマゾンも、「border」ではアイテムの候補が出てこないけれど、「stripe」だと表示されます。
Amazon.com: Online Shopping for Electronics, Apparel, Computers, Books, DVDs & more

border で検索
stripe で検索

このことからも、海外では縞模様のものは「stripe」という認識だということがわかります。

ストライプ、ボーダーはそれぞれどんな意味なのか再確認していきたいと思います。違いはどこにあるのか、比べてみましょう。

ストライプとボーダーの違い

まず縞模様は2色以上の違う色のラインが並行して並んでいる模様のこと。

そして日本では、タテとヨコで分類されています。

  • ストライプ = 縦縞
  • ボーダー = 横縞

しかし本来は縞模様というのは stripe のみです。
タテもヨコも斜めも縞模様であれば全てストライプ。
正確には縦縞はVertical Stripes、横縞はHorizontal Stripesといわれます。

ボーダーとはなんなのかと言うと…
本来は境界線や縁(ふち)といった意味。英語では横縞模様という意味はありません。
海外で、ファッション用語のボーダーは、袖口や裾、襟周りなどの縁の部分と並行につけたラインを指していることがほとんどです。

それでも日本の多くのブランドでは「横縞=ボーダー」と表記されているのでそう覚えておいて問題はありませんが、通じるのは日本だけであることを理解しておきましょう!

それぞれの本来の意味のおさらい。

  • ストライプ=縞模様全般
  • ボーダー=縁・境界線といった意味

なんで日本は間違って伝わっている?

きっと英語の意味としてはわかっている人は少なくないとは思います。
でもなぜ間違った覚え方をしてしまっているのでしょうか。

一説によると、縁にラインの入ったボーダーの服を日本人が見たとき、ラインデザインの部分にのみ注目し、「ボーダー = 縞模様」という認識が広まっていったといわれています。

必ずしも正解を使わなければならないということではありません。
本来は意味が違う、海外では横縞はボーダーではなく、縦でも横でも全てストライプとなっている。ということを覚えておいてもらえたらと思います。

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Posted by freeen