トリコロールから伝えたいモノの意味 | freeen

トリコロールから伝えたいモノの意味

2021/07/03

今回は3色のストライプ、トリコロールのお話です。

トリコロールとは?

トリコロールと聞いて、フランス国旗の青・白・赤の3色を思い浮かべる人もいると思います。
トリコロール(tricolore)はフランス語で「3色の」という意味。異なる3色の組み合わせのことをいいます。

また、フランス国旗そのものをトリコロールと言うこともありますし、「青・白・赤」の配色もトリコロールといえます。

トリコロールカラーの配色

「青・白・赤の配色だけがトリコロール」と思っている人もいるかもしれません。

青・白・赤以外の組み合わせでも、トリコロールカラーと言えます。
ただし3色であれば何でもいいわけではなく、はっきりした色の3色の組み合わせがトリコロールの条件。

イタリアやドイツの国旗もトリコロールカラーの配色です。
ただし一般的には「トリコロール」とは呼ばれません。国旗でいえば、「トリコロール」というのはフランス国旗だけです。
イタリアの国旗は「トリコローレ」とも呼ばれます。

どれもコントラストのはっきりした明快な3色ですよね。こういった色使いがトリコロールカラー。

ちなみに2色カラーの配色にも名前があって、ビコロール(bicolore)と言います。こちらもフランス語(ビコロールは「2色の」という意味)。英語のバイカラー(bicolor)バイカラーといったほうがイメージできる人は多いかもしれません。

トリコロールと同様にコントラストのある2色のことをいいます。

フランス国旗のトリコロールカラーの由来と意味

フランス国旗誕生は、学問的には明らかにされていないようです。
有力な説は、パリの色である赤と青に、王家の旗色である白を組み合わせた3色の帽章が国旗になったというものです。

ルイ16世が「君主と民衆の崇高かつ永遠なる同盟のしるし」として、トリコロールの帽章を市民軍につけさせていました。

このことから、愛国心の象徴として定着していきました。
公共の施設や公式の式典などでも「青・白・赤」のトリコロールカラーのものがよく使われているようです。
フランスでは日常にトリコロールを目にしているんですね。

フランスの標語が由来は俗説?!

フランス国旗のトリコロールカラーには「自由・平等・友愛」を象徴しているという説もあります。

青は自由。
白は平等。
赤は友愛。

これはフランスの標語に3つの色を関連付けて考えられたもので、俗説とされており由来ではありません。

参考資料
フランス国旗(トリコロール) – うたことば歳時記 
通称トリコロール。フランス国旗の由来とは?
「フランス国旗の「青・白・赤」の色の由来について」菅原真, 2011 

でもこの「自由・平等・友愛」を表しているという説も、色に意味をつけることも素敵だと思うので個人的には好きですね。

色にもモノにも意味があっていい

freeenはセレクトショップで、モノができた意味やそこに込められた思いなどを考えて選んでいます。

なぜその形にしたのか。色にしたのか。なぜそのモノを作ったのか。どんな想いでモノ作りをしているのか。何を表現しているのか…。
様々な想いが込められて、モノはつくられ誕生します。

使う人にもその想いを知ってほしい。想いを知るだけでも愛着を持てるから。
そのためにも、モノに込められていることを伝えていきたいのです。