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いろいろある毛素材まとめ

2021/10/19

寒くなる季節、暖かい服が欲しくなりますよね。暖かいアイテムといえば毛素材、毛素材といえばウールが思い浮かびやすいでしょうか。
ウール以外にも、毛素材は種類がたくさんあります。

毛の種類・特徴を知って自分にあった毛素材を見つけていきましょう。

そしてこれらの素材は動物たちからもらっています。動物たちに感謝の気持ちを持って、そのアイテムを大切にしていきたいものです。

品質表示の「毛」はどれか

品質表示に「毛」という表示が書かれていることがあります。
これはさまざまな毛素材のどれかが使われていることを表しています。

ウール、カシミヤ、アルパカ、アンゴラ、キャメルなどはそれぞれの名称で書かれることも多いですが、これらも含めその他の素材でも「毛」という表記にしている場合もあります。

ウールが多いのは生産量が他と比べて格段に多く、価格も比較的手の届きやすいところにあるからです。ウール以外の毛素材は生産量が少なく高級品になります。

ウール

ウールは羊の毛を使った素材です。
生産量が多く品質改良が続けられ、各地で良質のウールが生産されています。

繊維の太さによってチクチクしてしまったりするところは注意が必要です。

毛素材全般に言えますが、吸湿性がよくシワになっても取れやすい、そして保温性の高さが特徴です。

関連記事 : ウールはどんな素材? | freeen

また、ウールに似せて作られた合成繊維がアクリルです。

関連記事 : ウールに似せたアクリル生地の特徴 | freeen

カシミヤ

カシミヤは「カシミヤヤギ」という山羊毛用に飼育されるヤギの毛を使った素材です。

カシミヤといえば高級なイメージがありませんか?

それは一頭のカシミヤヤギから取れる繊維は150〜400g程で、1枚のセーターを作るのに何頭も整毛しなければなりません。
このように生産量がとても少ないので高級になります。

参照記事 : カシミヤヤギ: 飼育と特性

なめらかさ・やわらかさが抜群によく、軽くて保温力もしっかりあります。
コートにカシミヤが使われていると、軽くて暖かい肌触りのよいアイテムになります。

アルパカ

アルパカはそのままアルパカという動物の毛のことです。

アルパカの毛は羊毛に似ていますが、羊毛より保温性が高くて何より丈夫なところが特徴としてあげられます。
太めの毛で丈夫なところを活かして、厚めのアウターによく使われます。

アルパカってモコモコしていますよね。この感じをそのまま活かしているアイテムもあります。

ファカヤ種とスーリー種という種類があり、97%がファカヤ種。スーリー種は超高級素材なのであまり見かけないかもしれません。

アンゴラ

アンゴラうさぎの毛から作られるのがアンゴラ。
アンゴラうさぎの毛は普通のうさぎより毛足が長いため、繊維として使用できます。

こちらもウールより暖かくやわらかい素材です。保温性はウールの3倍ほどもあるそうです。

見るだけで触りたくなってしまうフワフワな見た目と上品な肌触りが魅力。とにかく肌触りがいいので、そこを重視したい人にとてもおすすめです。

とてもデリケートな素材なので、他の素材と混紡されることが多いです。

モヘヤ

モヘヤはアンゴラヤギから作られた素材。

繊維が細長く、軽くてシルクのような光沢があります。

暖かい服を探し出す季節。毛素材からアイテムを探してみるのもおすすめです。毛の種類によって風合いが変わるので、自分に合ったお気に入りの一枚を見つけてください。

キャメル

キャメルはふたこぶラクダの毛です。

保温性がとても高いのが特徴。
ラクダの毛の色が暗褐色で赤味があります。この色は脱色できず、染色性もよくないため、ナチュラルカラー(茶色やベージュ)のアイテムが多いです。