静電気は対策できる!素材選びや静電気の防止方法 | freeen

静電気は対策できる!素材選びや静電気の防止方法

2021/08/24

服のお悩みごとで多い静電気。特に空気が乾燥していると発生しやすく、厄介なもの。
スカートがまとわりつく、服を脱ぐときにパチパチとする。なんてきっと多くの人が体験していることでしょう。

静電気が発生してイヤなことはあれど、いいことはありません。できればなくなってほしい。

静電気は対策することで抑えることができます。対策方法や素材選び、服の組み合わせなどを紹介したいと思います。

静電気が起きる仕組み

まず静電気の起きる仕組みからお伝えしたいと思います。

服を脱いだりするときに起きる「パチパチ」を、一般的には静電気と言うことが多いです。しかし正確にはこの軽い感電は、静電気によって起きた放電のことです。
「もの」にはプラスとマイナスの電気があります。ものだけではなく、人間も同じです。
通常はプラスとマイナスを同じ数だけもっています。
プラスとマイナスが同じ数だけあれば電気は帯びません。

プラスとマイナスが同じだけある→電気は発生しない

しかし「摩擦」や「衝突」といったことが起こると、マイナスの電気が移動することがあります。

マイナス電気は移動する

このプラスとマイナスのバランスが崩れた状態を「静電気」といいます。静電気を帯びている状態を「帯電」といいます。

プラスが多い→プラスに帯電 マイナスが多い→マイナスに帯電 この状態の時に電気が発生する

帯電している状態のものは、崩れたバランスを戻そうとします。マイナスに帯電しているものはプラスに帯電したものへ移動しようとするのです。
このマイナスの電気が戻る動きを「放電」といいます。そしてこの時に電流が流れます。

乾燥していると静電気が起きやすいわけ

水分は静電気を逃がしてくれます。湿度が高ければ(水分がしっかりあれば)帯電していても電気が逃げます。

乾燥している状態というのは水分がない状態。
水分がない状態だと、そのまま帯電しっぱなしになるので、静電気が放電されやすいのです。

なので湿度が低くなる時期に静電気が起きやすくなる、ということです。

静電気が発生する原因から、対策としては

  • 水分を含ませること
  • 摩擦や衝突をやわらげること

があげられます。

防止方法① スプレーや柔軟剤を使う

こすれることが原因となって静電気が起きるため、摩擦を減らすことが必要になります。

服を着ていてこすらないように生活することができればいいのですが、それは難しいですよね。
なので摩擦を軽減する対策をしていきましょう。

静電気防止スプレーを使う

服に静電気防止スプレーをかけることで簡単に静電気対策ができます。
この静電気スプレーは、特殊な水の層を作って静電気の発生を防いだり、電気を逃す役割も果たしてくれます。

全体にまんべんなく10秒くらいを目安にスプレーしましょう。摩擦が多く、効果が薄れてそうだと思ったら、再度スプレーをすることで長持ちさせることができます。

全体にかけなくても、摩擦が起きやすい部分にスプレーするだけでも効果があります。
例えばショルダーバッグを持つならカバンが当たる部分、リュックなら背中全体に。スカートなら脚が当たる部分を裏表念入りにスプレーしましょう。

静電気防止スプレーを選ぶ参考
【2021年】静電気防止スプレーのおすすめ人気ランキング10選

着用中のスプレーは気をつける

着用中の服にスプレーするときに他人にスプレーしてもらうと静電気火花が発生することがあります。大切な服を焦がしてしまうことになる可能性があるので、スプレーの注意事項はよく読んでください。

水スプレーでも代用可能

効果は下がってしまいますが、静電気スプレーがすぐに用意できない時は水でもOK。何もしないより効果があるので、代用してください。

洗濯時に柔軟剤を使う

柔軟剤を使うことで、繊維の滑りがよくなり静電気の発生が抑えられます。電気を外に逃す層も作られるので静電気がたまることも抑えられます。

大体の柔軟剤に効果があると考えていいのですが、念の為購入前に静電気防止効果があるかチェックしみてください。

クリーニング屋さんのオプションで静電気防止加工もあります。

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防止方法② 静電気の起きにくいコーディネートを選ぶ

素材によってマイナスに帯電しやすい、プラスに帯電しやすいという特徴があります。
この特徴を考えて、相性の良い素材を選ぶことで静電気を起きにくくすることができます。

マイナスに帯電しやすい アクリル・ポリエステル・アセテート 帯電しにくい 麻・綿・絹 プラスに帯電しやすい レーヨン・ウール・ナイロン

同じ性質の電気を帯電する素材を選ぶ

プラスとマイナスが離れた位置にあるほど帯電しやすい組み合わせになります。

それぞれプラス・マイナス同士が近い素材の服を選ぶことで、こすれても静電気が発生しづらくなります。図の隣り合った素材同士を合わせるのがおすすめです。

静電気が起きづらい素材

麻や綿は帯電しづらい素材です。吸湿性が高く生地に水分をため込めるため静電気が起きづらい素材と言えます。
インナーに綿や麻を使うといったコーディネートでも静電気防止効果があります。

静電気が起きやすいコーディネート

  • ポリエステル × ナイロン
  • ポリエステル × ウール

「ナイロンのタイツ」に「ポリエステルのスカート」

「ウールのニット」に「ポリエステルの裏地のコート」

ポリエステルに合わせるなら綿や麻、絹といった帯電しにくい素材を選びましょう。

静電気が起きづらいコーディネート

  • ポリエステル × 綿
  • 同じ素材同士

「ウールのマフラー」に「ウールのニット」

「ポリエステルのジャケット」に「綿のTシャツ」

静電気は対策できる!

お手入れにひと手間加えたり、コーディネートを意識することで静電気は防げます。
服の素材を少し意識して選べば、おしゃれをめいいっぱい楽しめます。

ぜひ自分なりのコーディネートを作る参考にしてください。

コーディネート選びに悩む方は、ファッションレンタルを使うのもおすすめです。

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