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毛玉ができやすい素材がある!素材を知って毛玉対策

2021/07/21

毛素材は保温性が高く、冬にはニットやセーターは大人気。でも毛玉ができやすくて困っている人も多いのではないでしょうか。
そのニットやセーター、素材は何ですか?もしかしたら素材を変えるだけで毛玉が軽減するかもしれません。

ニットやセーターに限らず毛玉はいろいろなアイテムにつきもの。取り除くのも面倒だし、できないようにすることが一番ですが、「毛玉が絶対にできない素材」というのは難しい問題。

それでもできやすい素材とできにくい素材というのはあります。
素材を知って、毛玉ができやすい素材には対策をとってみる、ということも一つの毛玉対策です。

毛玉ができるわけ

毛玉の元は繊維。そして毛玉の原因は摩擦や静電気です。

摩擦によって生地がすれることで、繊維が毛羽立ちます。その毛羽がさらに摩擦や静電気で毛束になって絡まり、毛玉になります。

なので毛羽立ちしやすいもの、そして毛足が長く絡まりやすいものが毛玉にないやすい素材と言えます。

摩擦や静電気といったものは生活の上で避けられないもの。
毛玉を防止するするためには、「毛玉のできやすい素材」を選ばないことも重要です。

毛玉ができやすい素材

  • アクリル
  • ポリエステル
  • ウール・カシミヤ・アンゴラ
  • 天然 + 化学繊維の混紡(アクリルやポリエステルなど)

毛玉ができやすい化学繊維は特に要注意。
天然素材のものは比較的毛玉ができても自然にとれてくれることもありますが、化学素材のものはひっついて離れてくれません。自分で取らないとどんどん毛玉が増えて毛玉だらけになってしまうことも。

毛玉ができやすいものか、素材をチェックすることをお忘れなく!

アクリル

アクリルは毛玉のできやすい素材の代表格。
天然素材のウールに似せて作られた化学繊維でやわらかい風合いと保温性の高い素材です。

関連記事 : アクリルはどんな素材? – freeen

毛足が長い繊維なので絡まりやすい。そこに水分を保持する機能が乏しく静電気が起きやすい、ということも追加され、より絡まりやすく毛玉が多くできてしまいます。

さらにアクリルはとても強い繊維。
ウールのような天然繊維は切れやすいので、毛玉ができても自然に落ちてくれます。
しかし、丈夫なアクリルは切れにくい。毛玉になったらそのまま服に居ついてしまいます。毛玉を取らずそのままにしていると、どんどん硬い毛玉になりより取れづらくなります。

ポリエステル

ポリエステルは化学繊維の中でも多く使われる素材です。
持っているアイテムの中にきっとひとつはポリエステル素材があるのではないでしょうか。

丈夫でシワにもなりにくいため重宝することもありますが、静電気が発生しやすいというデメリットがあり、毛玉にもなりやすい素材です。

関連記事 : ポリエステルはどんな素材?

ウール・カシミヤ・アンゴラ

ウールとカシミヤは天然の毛素材。繊維の表面がうろこ状で縮れているため、繊維そのものが絡まりやすく、絡まった繊維は毛玉になります。

関連記事 : ウールはどんな素材?

毛玉にはなりやすいですが、取れやすい素材でもあるので、ちゃんとお手入れすればきれいな状態で使い続けることができます。

獣毛の毛玉の発生率は以下の順と言われています。
アンゴラ > ウール > カシミヤ > キャメル > モヘア > アルパカ

毛の素材を選ぶときに参考にしてみてください。

天然繊維と化学繊維の混紡

天然の毛素材(ウールやカシミアなど)と、アクリルやポリエステルといった単体でも毛玉のできやすい繊維が混紡されている生地は、毛玉が増えやすいです。

天然繊維は自然に落ちることがありますが、化学繊維が入ることによって、落ちずにくっつき続けるようになってしまいます。

くっつき続ければ毛玉は増えて大きくなる。毛玉ができやすい所以でしょう。

繊維の強度が強い素材は毛玉ができやすい

アクリルがまさにそうですが、繊維の強度が強いものは毛玉になりやすいです。

毛玉は避けられないもの。そう、どんな素材でも毛玉を0にすることは難しいのです。
天然繊維のようにやわらかいものは毛玉になる前に、もしくはできたとしても自然に落ちてくれるので、実際には大量に毛玉ができていたとしても気付きません。

ですが、強い繊維は自然には落ちてくれません。取らない限り生地に残ってしまうので、目に見えて毛玉の存在を確認できてしまいます。

毛玉ができにくい素材

同じ毛の素材でも、繊維の構造によって毛玉ができにくい素材があります。

  • アルパカ
  • モヘア
  • コットン・シルク・リネン

これらは全て繊維が毛玉のできにくい構造になっています。静電気が起きにくく、繊維表面が滑らかで絡まりにくいため、毛玉が発生しづらいのです。

ただし、これらも化学繊維と混合されている場合は注意。毛玉になりやすい素材に変わってしまいます。
素材100%のものであることが、毛玉ができにくい素材の条件です。

生地の作り方で毛玉ができないものもある

ポリエステルやアクリルでも毛玉ができにくい場合があります。

それは裏地に毛玉ができやすい素材、表地に毛玉になりにくい素材で作られたもの。
単純に素材だけではなく、どう作られているかを見ることも重要ポイントです。

毛玉をできにくくするアンチピリング

最近では「アンチピリング加工」という毛玉をできにくくする加工があります。これは毛玉になる前に落ちるようにしたもの。
この加工が施されていれば、アクリルの毛玉に悩まされることは少なくなりそうです。

購入前に毛玉ができやすいかチェック

素材以外にも毛玉ができやすいかをチェックできるポイントがあります。

品質表示タグや商品説明から「ピリング・毛玉」の文字を探す

品質表示タグはぜひよく読んでください。

ちゃんとしているメーカーさんは、繊維をしっかりチェックして商品を販売します。
そのチェックの際に「毛玉になりやすい」と判断されることがあります。
判断された結果、これは気をつけてください、といった注意事項が書かれます。「シミ になりやすいです」とか「色移りすることがあります」といった表記です。

ここに「ピリング(毛玉)が発生しやすい」というようなことが書かれていないかチェックしましょう。

オンラインショッピングの場合は商品説明、もしくはレビューをチェック。毛玉が多いとレビュー上でそのことを書いている人がいます。ぜひ参考にしましょう。

編み方

ニットの場合、編み方でもチェックできます。

ざっくりした編み目のものは、繊維が絡まりやすく毛玉ができやすいです。
しっかりと目が詰まっている方が毛玉はできにくいです。

毛玉にお悩みの方は、ぜひ素材を知ってアイテム選びの参考にしてみてください。毛玉ストレスは少しでも減らしていきましょう!