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クリーニング店に出す理由とお店選びのポイント

2023/09/21

みなさんクリーニング店は利用しますか?

家で洗濯できるのにわざわざ高いお金を払ってクリーニング店に出す必要があるの?という考えはごもっとも。

ただ、家で洗濯をしてお気に入りの高かった服がすぐにダメになってしまうなんてことも少なからずあります。

家で洗濯するもの、プロにお任せするものを選別し、クリーニング店を活用してお気に入りの服を長く大切に着ていきましょう。

クリーニング店に出す理由

自宅で洗濯できない

服には品質表示があり、そこには推奨されるお手入れ情報が書かれています。ここに「家庭洗濯不可」のマークがある場合はクリーニング店に出しましょう。

家庭洗濯不可のマーク

頑固な汚れやシミを落としたい

服を着るとどうしてもついてしまう皮脂。この皮脂汚れは油分を含みます。油分は水となじみにくいため、水とで洗う家庭洗濯では洗剤を使っても落としづらいものです。

また汗ジミやコーヒーやカレーといった目立つ飲食物でのシミ、インクのシミなど落ちにくい汚れは種類もさまざまあります。

クリーニング店ではこういった汚れの種類を見て、汚れが落ちやすい最適な処理をします。

汚れが着いて放置すると繊維に入り込んで固着し、落ちにくくなります。気づいたらすぐに持っていきましょう。
汗や皮脂汚れは色がないため気づきにくいと思いますが、放置しておくと後になって黒ずみや黄ばみとして表面に出てきます。

常時きれいな状態を保つためには、期間や着た回数によってクリーニングに出すことを決めておくのもおすすめです。

よりきれいに仕上げたい

クリーニング店には一般では使用できないプロ仕様のものが揃っています。アイロンやバキュームなど専門店にしか用意できない道具や技術を使用することで、家庭での洗濯以上にきれいな仕上げが可能です。

加工や修理をしてもらう

汚れやすいのをどうにかしたい。裏地やボタンを新たにつけたい、丈を短くしたい。

また、知らずについてしまったシミや擦れ跡など、家で落としにくい汚れは気をつけていてもついてしまうもの。
汚れが付きやすいものや水しみができやすいものなどは、防水・撥水加工をすることで汚れが吸着するのを防いだり、自分での洗濯でも落としやすくなります。

汚れが付きにくいことは生地が傷みにくくもなるので、服の持ちもよくなります。

こういった加工や修理をしてくれるクリーニング店もあります。

【特殊加工サービスの例】
シミ抜き、折り目加工、防水・撥水加工、防臭・消臭加工・リフォーム対応など。

お気に入りの服でまだ着たいけど、こういったことが原因でクローゼットに眠ってしまっている服はありませんか?
もしあれば、こういったサービスを行なっているクリーニング店を活用してみてください。

クリーニングに出す頻度

きれいな状態を保つためにはどの頻度でクリーニングに出すのがいいのでしょうか。

クリーニングのデメリットは、家庭洗濯より生地を傷めてしまうことです。
頑固な汚れをきれいにするために特殊な洗剤を使ったり、強い力で擦ったりするため生地にやさしくありません。

できるだけ生地が傷まないようにクリーニングを利用するのも、衣類を長持ちさせる秘訣です。

毎回クリーニングに出す服は1週間に1回にする、基本的には自宅で洗濯して1ヶ月に1度クリーニングに出す、といったことも考えてみてください。

ただし、クリーニングに出すかどうか迷って汚れた洗濯物を長期間ため込むことは避けてください。
汚れは時間が経つと落ちにくくなります。

もしクリーニングに出す余裕がない場合は、一度自宅で洗濯して少しでも汚れを落としておきましょう。

衣替えで長く着なくなることがわかる場合は、クリーニングに出してしっかり汚れを落としてから保管するのがおすすめです。

長期間の保存で見えない汚れが浮かび、定着してしまう可能性を軽減できます。

お店選びのポイント

通いやすいお店であること

家の近くや通勤の途中、よく買い物に出かけるところなど、自分が立ち寄りやすいところのクリーニング店を見つけましょう。

自分の生活リズムも考えるとより使いやすいクリーニング店に出会えます。
早朝・夜間受付もしてくれているか、営業時間の確認をします。宅配サービスを行っている店舗もあるので、併せて確認してみてください。

しっかりした専門技術を持っているか

クリーニング店でも店舗によって技術が異なるため、ある店舗では落とせなかった汚れが別の店舗では落とせた、ということもしばしばあります。
一つのクリーニング店でダメだったとしても、他の店舗を探してみると解決できるかもしれません。

服に限らずカーテンや和服といった特殊なクリーニングにも対応できる店舗は技術力が高いと言えます。
店によって特殊加工サービスがどの程度あるかも変わります。

こういったプラスアルファの特殊技術があると、ただ汚れを落としてもらう、といったこと以外にも頼ることができます。
預ける際にこういった加工が必要か相談してみるのもおすすめです。

店員さんが、クリーニングの知識があるかどうかも見極めポイント。
仕上がりの好みを理解してくれることで、仕上がりが変わることも。せっかくクリーニングに出すのですから、妥協せず対応してくれるお店を探しましょう。

質の高いクリーニング店とは

質の高いクリーニング店を見極める簡単な方法として、「認可マークがあるかどうか」があります。
そのマークは「LDマーク」と「Sマーク」です。

【LDマーク】全国クリーニング生活衛生同業組合連合会に加入しているクリーニング店。「プロの洗い技術」で「質の高いサービスの提供」に努める。

https://www.zenkuren.or.jp/user/howtochoose-shop

【Sマーク】厚生労働大臣が認可した「クリーニング業の標準営業約款」に基づいて営業している店

https://www.zenkuren.or.jp/user/howtochoose-shop

クリーニングに出す前に確認しておきたいこと

トラブル防止のためにも、お店に持っていく前に確認しておくべきことがいくつかあります。

ポケットには何も入っていない状態にする

ポケットのある服は必ず中を確認しましょう。お店でも確認してくれているとは思いますが、見落とすこともあるため、大事なものがなくなってしまう可能性も捨てきれません。

また、入っているとお店の方で保管しなくてはならないため手間をかけさせてしまいます。クリーニング店に出すマナーとしても、ちゃんとチェックしてから出すようにしましょう。

ほつれや取れかかっているものをチェック

ほつれや取れかかっているボタンがないか確認します。あれば縫ってから出すようにしましょう。

きれいにはなったものの、ほつれが広がって修理が必要になってしまった、付いていたはずのボタンが無くなってしまった、といったトラブル防止になります。

また万が一のために高級な付属品、代替できないボタンなどは外しておくのがベター。手間はかかりますが、無くなっても補償しきれないこともあるため、念には念を入れておいて損はありません。

シミ汚れは種類や場所・いつを確認

気になる汚れ・シミはこちらから伝えて落ちるかどうか確認しましょう。

シミには種類があります。何が原因のシミなのかで適切な処理が変わります。
落とせる汚れだとしても正しく処理をしないと落ちないこともあるので、しっかり伝えた方が落ちる可能性が上がります。

いつ頃付いてしまった汚れなのかも伝えると、落ちるかどうかの判別がしやすくなります。シミは時間が経つほど取れにくくなり、プロでも落とすのが難しいことがあります。

頑固な汚れを確実に落とすためには、追加料金がかかることもあります。それでも効果が得られないようなら、クリーニング店に出すお金がもったいないですよね…

どの程度落ちるのか、落とせないなら落とせないとはっきり伝えてもらう、納得して利用するようにしましょう。

セットアイテムは一緒に出すのがベター

上下がセットでそのセットで着るような服は一緒に出した方がいいです。色や風合いが上下で変わってしまう可能性があるからです。

品質表示タグは付けておく

洗濯やその他取扱い事項が書かれている品質表示タグはクリーニング店でも大事な確認ポイントです。

処理方法はこちらから指定できる場合があります。

クリーニングの洗濯方法には主にウェットクリーニングとドライクリーニングがあります。

例えば汗汚れが気になる時はドライクリーニングではなく、ウェットクリーニングでお願いした方が汚れが落ちます。

ドライクリーニングは水溶性の汚れ(汗)を取り除く効果が弱いです。気になる汚れがどういったものなのかを伝えることで、適切な処理をしてもらえるため、きれいに仕上がります。

クリーニング後のチェック項目

クリーニング店から戻ってきた時はそのままにせず、袋から出して問題ないかすぐに確認しましょう。

ビニール袋から出す

クリーニングから戻ってきた服はビニール袋がかけられています。これはクリーニング店での一時保管の時や、持ち運ぶときに汚れがつかないようにするためのものです。

持ち帰って付けたままで保管しておくと、湿気がこもってカビや変色などの原因となります。
また、ドライクリーニングは溶剤を使用して洗濯します。ビニール袋をかけたままにしておくと溶剤が揮発しないため、着た時に肌が炎症を起こしてしまう可能性もあります。

家に着いたらビニールは外し、風通しの良い場所で30分から数日乾燥させましょう。

家での長期保管時に何かかけておきたい時は不織布のカバーがおすすめです。不織布であれば、空気を通しつつほこりがつくのを防いでくれます。

戻った衣類はすぐにチェックする

店舗内で確認できるならその場で汚れが落ちているか、破損がないかチェックしましょう。

持ち帰って確認する場合もすぐにチェックしてください。

  • 依頼したことがちゃんとされているか
  • ほつれや取れてしまったものはないか
  • 質感が変わっていないか
  • 色落ちしていないか

日数が経ってしまうと対応してくれない可能性もあります。気になる部分はすぐにお店に伝えて対応してもらいましょう。