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洗濯表示をチェックして正しい洗濯を

2021/12/28

衣類にはメーカーが定めた、それぞれのアイテムに合ったお手入れ方法があります。そしてそれは洗濯表示(取扱い表示)にかいてあります。

この洗濯表示を確認せず洗濯機で洗濯したら、「もう使えない…」なんてことになることも。
洗濯表示は、衣類を長くきれいに保つための大切な情報です。しっかりチェックして洗濯していきましょう。

洗濯表示の基本の見方

洗濯表示の表示方法は決まっています。
左から「家庭洗濯」、「漂白」、「乾燥」、「アイロン」、「商業クリーニング」の順番で表示されます。

左から「家庭洗濯」、「漂白」、「乾燥」、「アイロン」、「商業クリーニング」、その下にその他注意事項が書かれます。

それぞれの表示記号は、「基本記号」「付加記号」「数字」の組み合わせで、できています。

基本記号の意味

基本記号は5つ。

基本記号「洗濯」「漂白」「乾燥」、「アイロン」「クリーニング」
  • 桶マーク… 家庭用洗濯機での洗い方。
  • △ … 漂白について
  • □ … 乾燥機の設定や干し方のこと
  • アイロンマーク … アイロンの温度設定
  • ◯ … クリーニング方法。

この中に付加記号や数字を使って強さや弱さ、温度などを表しています。

付加記号の意味

  • 洗濯の付加記号である「下線」は数が増えごとに「弱く洗う」ことを表す
  • アイロンや乾燥機に表示される「点」は数が増えるごとに温度の上限が高くなる
  • 記号に「×」が書かれていたらその内容はやってはいけない
付加記号の説明

「洗濯ネット使用」や「中性洗剤使用」など記号で表せない内容は、「その他注意事項」といった形で記載されます。

各マークの洗濯方法

家庭洗濯(桶マーク)

桶マークは家庭洗濯の方法を表します。このマークは以下のようなことを確認できます。

  • 洗濯機のコースや手洗いすべきかどうか
  • 水温の上限
洗濯機で通常の洗濯ができる。
数字は水温の限度。
このマークの場合95℃までの水温で洗える。
下にラインがある場合は弱い洗濯にする。
一本ライン…弱く
二本ライン…非常に弱く
手洗いで洗濯。
洗濯機の使用はNG。
家庭での洗濯はNG。
洗濯すると型崩れ、色落ち、縮みなどが起こる可能性大。

下線で洗濯機のコースを決める

下線がないものはどのコースでもOK。
下線1本「―」は「標準コース」でもOK。心配な場合はよりソフトなコースにします。
下線2本「=」は「おしゃれ着洗いコース」にしましょう。

※コース名は洗濯機によって様々なので、その洗濯機に合った内容を選択してください。

数字は洗濯をする時の水温

温度表示は30℃ 〜 95℃です。決められた数字の温度より高いと衣類のダメージや色落ちの原因となります。

手洗いマークの場合

手洗い洗濯は30℃くらいの水で押し洗い&短時間で洗うこと。もんだりこすったり、つけ置きはしないことが注意点としてあげられます。

洗濯機の手洗いコースで洗える場合もあります。使用している洗濯機のメーカーに確認したり、試せる衣類であれば一度洗濯して確認してみてもいいかもしれません。(絶対に失敗したくない衣類は控えましょう)

家庭洗濯禁止マーク

このマークがあったら家庭での洗濯は控えましょう。

実は筆者はこのマークの衣類も洗濯しちゃったりします。
洗濯機の一番弱いコースを選んで、脱水はコースから外して時間を区切って(20〜30秒単位)かけたりします。
ただ好きな服を縮ませてしまったこともあるのでおすすめできることではないのです…
もしそうなってもいいから家で洗濯したい、という場合にのみ十分気をつけながら洗濯してもらえればと思います。

関連記事 : 家で洗えない?水洗い不可マークのお手入れ方法 – freeen

漂白剤の使用について(三角マーク)

「どの漂白剤を使っていいか」ということがこのマークで記されます。

漂白剤には「塩素系」「酸素系」「還元漂白剤」の3種類があります。使い方を間違えると色落ちのや傷みの原因になります。
しっかり確認して適切な漂白剤を使いましょう。

「酸素系漂白剤」は色柄物にも使える漂白剤です。金属や毛・絹・獣毛等には漂白剤は使えません。

「塩素系」「酸素系」どちらの漂白剤も使用可
「酸素系」はOK。
「塩素系」はNG。
漂白剤の使用NG。

乾燥機の使用について(四角&丸マーク)

四角形の中に円の記号を組み合わせた記号はタンブル乾燥についてを表します。
タンブル乾燥は、洗濯物を回転させながら温風で乾燥させる方法のこと。

中心の「・」が排気温度の上限を表しています。

乾燥機使用OK。
排気温度の上限80℃。
「標準コース」
乾燥機使用OK。
排気温度の上限60℃。
「毛布コース」や「おしゃれ着コース」
乾燥機使用NG。
浴室乾燥はOK。

自然乾燥について(四角の中に線があるマーク)

型崩れの原因ともなるのが干し方。表示を見て正しい干し方をしていきましょう。

ラインの角度によってどの干し方が最適かを示しています。

「|」は吊り干し(ハンガーや物干し竿で干す)
「ー」は平干し(平な場所に広げて干す)
「/」が付いているものは日陰干し(日光を避けて影になっている場所で干す)

二重線は「ぬれ干し」を表します。
ぬれ干しは、洗濯機での脱水や手でねじって絞ったりしないで干すこと。押して水分を抜いたり、タオルドライなどはOKです。

吊り干しぬれ吊り干し
日陰で吊り干し日陰でぬれ吊り干し
平干しぬれ平干し
日陰で平干し日陰でぬれ平干し

アイロンがけについて

アイロンがけも生地によってはダメージを与えるもの。かけられるものかどうか、ちゃんとチェックしましょう。

アイロンマークの「・」の数が上限温度を表しています。「・」の数が多いほど温度をあげられます。

あて布が必要かどうかは、記号ではなく文字で書かれます。

200℃が限度
150℃が限度
110℃が限度
アイロンがけはNG

クリーニングについて

クリーニングの記号は、最適な溶剤を選ぶための表示です。円の中に書かれている「P」や「F」などのアルファベットは、使える溶剤の種類を表しています。

パークロロエチレン、石油系溶剤が使用できる。
通常のドライクリーニング。
パークロロエチレン、石油系溶剤が使用できる。
弱いドライクリーニング。
石油系溶剤が使用できる。
通常の処理。
石油系溶剤が使用できる。
弱い処理。
ドライクリーニングNG。
通常のウェットクリーニング。
弱いウェットクリーニング。
非常に弱いウェットクリーニング。
ウェットクリーニングNG。

「P」

「P」はパークロロエチレンを使ったドライクリーニング。
洗浄効果が強い。繊維に含まれる油分、顔料、樹脂(コーティングに使用される接着剤)も溶かしてしまう。

「F」

「F」は石油系溶剤を使ったドライクリーニング。

パークロロエチレンより洗浄効果、繊維への影響も弱まる。揮発性が低く、乾燥が不十分で成分が残留すると、臭いがしたり皮膚障害の原因にもなる。

「W」

「W」はウェットクリーニング
ウェットクリーニングはプロによる特殊な技術を使って行う水洗い。
家庭ではできない大きな製品、仕上げが難しい、デリケートな衣類などはこのウェットクリーニングでやってもらうのがベター。

これらのマークがあったらプロにお任せした方がいい、ということだけ覚えておけば大丈夫。

今は宅配クリーニングも充実しているので便利ですよね。

自宅にいたままクリーニングでらくちん♪リネット

これらの洗濯表示マークがないと、クリーニング店で取り扱ってもらえない可能性があります。洗濯表示タグは残しておきましょう。

※2016年12月(平成28年)から表示記号が変更されました。それ以前に作られた製品には違う表示がされています。

参照リンク