洗濯表示チェック

衣類にはそれぞれに合ったお手入れ方法があります。そしてそれは洗濯表示にかいてあります。(正式には「取扱い表示」)
何も気にせず洗濯機で洗濯したら、あれもう使えない…なんてことに…
洗濯表示は衣類を長くきれいに保つための大切な情報。しっかりチェックしてお手入れしましょう。

洗濯表示の見方

洗濯表示の表示方法は決まっています。
左から「家庭洗濯」、「漂白」、「乾燥」、「アイロン」、「商業クリーニング」。
この順番で表示されます。

それぞれの表示記号は、基本記号と付加記号、数字の組み合わせ。
記号と数字で強さや弱さ、温度などを表しています。
その他記号にないものは付加用語として記載されます。

基本記号とポイント

  • 桶マーク… 家庭用洗濯機で洗える。
  • 桶マーク + 手 … 手洗いで洗える
  • △ … 漂白できる
  • □ … 乾燥機、干し方
  • アイロンマーク … アイロン可
  • ◯ … クリーニング可。
  • ◯の中の文字によってクリーニング方法が変わる
  • 点が増えると温度が高くなる
  • 下の線は数が増えごとに「弱くする」

洗濯方法について

「洗濯ネット使用」や「中性洗剤使用」は、付記用語

家庭用の洗濯機でいうと、
線がないものはどのコースでもOK。
「―」下線1本は、「標準コース」。
「=」下線2本は、「おしゃれ着洗い」。
(コース名は洗濯機によって様々なので、その洗濯機に合った内容を選択してください。)

30℃ 〜 95℃の温度表示があります。

手洗い洗濯は40℃以下の水で押し洗い&短時間で洗う。
もんだりこすったり、漬け置きはしない。
洗濯機の手洗いコースは洗濯機のメーカーに一度問い合せて見ましょう。

洗濯機で通常の洗濯ができる。
数字は水温の限度。
上記表示の場合95℃までの水温で洗える。

下にラインがある場合は弱い洗濯にする。
一本ライン…弱く
二本ライン…非常に弱く

手洗いで洗濯。
洗濯機の使用はNG。

家庭での洗濯はNG。
洗濯すると型崩れ、色落ち、縮みなどが起こる可能性大。

漂白方法について

漂白剤の種類は「塩素系」「酸素系」「還元漂白剤」の3種類。

使い方を間違えると色落ちの原因になります。しっかり確認して適切な漂白剤を使いましょう。
「酸素系漂白剤」は色柄物にも使える漂白剤です。
金属や毛・絹・獣毛等には漂白剤は使えません。

「塩素系」「酸素系」の漂白剤の使用可

「酸素系」はOK。
「塩素系」はNG。

漂白剤の使用NG。

タンブル乾燥について

タンブル乾燥は、洗濯物を回転させながら温風で乾燥させる方法。
この乾燥機が使えるかどうかは四角と丸で表示。中心の「・」が上限温度を表しています・

乾燥機使用OK。
排気温度の上限80℃。
「標準コース」

乾燥機使用OK。
排気温度の上限60℃。
「毛布コース」や「おしゃれ着コース」

乾燥機使用NG。
浴室乾燥はOK。

自然乾燥について

型崩れの原因ともなるのが干し方。表示を見て防止しましょう。

「|」記号は吊り干し。
「ー」記号は平干し。

「/」は日陰干し。

「ぬれ干し」は洗濯機による脱水や手でねじって絞ったりしないで干すこと。タオルドライはOKです。

吊り干し乾燥。

日陰で吊り干し乾燥。

ぬれ吊り干し乾燥。

日陰でぬれ吊り干し乾燥

平干し乾燥

日陰で平干し乾燥

ぬれ平干し乾燥

日陰でぬれ平干し乾燥

アイロンがけについて

アイロンがけもダメージを与える要因。かけられるものかどうか、ちゃんとチェックしましょう。
あて布が必要かどうかは注意書きが別で付けられます。
「・」の数が多いほど温度の限度が上がります。

あて布が必要かどうかは「アイロンあて布使用」等の付記用語で表されます。

200℃が限度

150℃が限度

110℃が限度

アイロンがけはNG

クリーニングについて

クリーニング店に出す場合に、最適な溶剤を選ぶための表示です。アルファベットは溶剤の種類を表しています。

・「P」はパークロロエチレン
パークロロエチレンを使ったドライクリーニング。
洗浄効果が強い。繊維に含まれる油分、顔料、樹脂(コーティングに使用される接着剤)も溶かしてしまう。

・「F」は石油系溶剤
石油系溶剤を使ったドライクリーニング。
パークロルエチレンより洗浄効果、繊維への影響も弱まる。揮発性が低く、乾燥が不十分で成分が残留すると、臭いがしたり皮膚障害の原因にもなる。
ウェットクリーニングはプロによる特殊な技術を使って行う水洗い。
家庭ではできない大きな製品、仕上げが難しい、デリケートな衣類などはこのウェットクリーニングでやってもらうのがベター。

・「W」はウェットクリーニング
ウェットクリーニングはプロによる特殊な技術を使って行う水洗い。
家庭ではできない大きな製品、仕上げが難しい、デリケートな衣類などはこのウェットクリーニングでやってもらうのがベター。

家庭では洗濯すること自体難しいので、これらのマークがあったらプロにお任せした方がいい、ということだけ覚えておけば大丈夫。

パークロロエチレン、石油系溶剤が使用できる。
通常のドライクリーニング。

パークロロエチレン、石油系溶剤が使用できる。
弱いドライクリーニング。

石油系溶剤が使用できる。
通常の処理。

石油系溶剤が使用できる。
弱い処理。

ドライクリーニングNG。

通常のウェットクリーニング。

弱いウェットクリーニング。

非常に弱いウェットクリーニング。

ウェットクリーニングNG。

これがないとクリーニング店も困っちゃうかも?!
できるだけこれらの表記がある場合は洗濯表示タグは残しておきましょう。

洗濯表示は2016年12月(平成28年)から表示記号が変更されました。2016年12月以前に作られた製品は違う表示がされています。

参考文献

消費者庁HP – 洗濯表示(平成 28年12月1日以降)
消費者庁HP – 洗濯表示(平成28年11月30日まで)

わかりやすい動画もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=a0ArxhauvYw

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Posted by freeen