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コットンリンターは環境に優しい天然原料

2021/08/05

「コットン」は多くの人が知っていると思いますが、「コットンリンター」という言葉をご存知でしょうか。

コットンリンターは綿から取れる植物繊維で、天然素材です。
そのままでは使われることのないコットンリンターですが、紙やキュプラの原料として使われます。

コットンリンターとは

コットンリンターは、綿の実の種子の表面に付いている長さ2〜6mmほどの短い繊維です。

コットンの原料は綿花。そして種子がついている綿花を「実綿」といいます。この実綿には長い繊維と短い繊維があります。
長い繊維を「リント」、短い繊維を「リンター」といいます。

綿花についての参考記事 : 綿花(コットンフラワー)とは?綿花の育て方や特徴、使い方、ドライフラワーの作り方まで | LOVEGREEN(ラブグリーン)

リントは縮れていて、のばすと3〜4cmくらいになります。そのまま束ねて糸の状態にすることができます。この糸から生地を作ることができ、コットン生地が出来上がります。
対してコットンリンターは2〜6mm程の長さしかありません。とても短いためそのまま束ねて糸にすることが難しいです。
そのため、溶かしてキュプラといった再生繊維や紙の原料として使われます。

コットンの紡績

キュプラは裏地や不織布としてガーゼやフェイスマスクといったものにも使われています
参考記事 : キュプラは高級な再生繊維 – freeen

このコットンリンターを100%使用し、さまざまな分野の製品に使用されている旭化成の「長繊維不織布 ベンリーゼ®」もあります。

環境に優しいサステナブル素材

コットンリンターの主成分はセルロースで、土に埋めると生分解・堆肥化します。役目が終わった後は自然に分解され、土に還ります。

また、燃やしても有害物質の発生がほとんどなく環境への負担が少ない。
資源を有効に使うことから、環境によい素材と評価されています。

環境問題が重視され、「サステナブル」という意識が年々高まる中、環境に優しい素材でつくられたものを使うという意識も必要です。

素材から環境配慮まで考えられたら、本当のおしゃれ上級者です。