
洗濯物を早く乾かしたい
2022/01/24
乾きにくい洗濯物があるので洗濯回数を減らしたりしている。なかなか乾かず生乾きになってニオイが気になる…
こんなお悩みあるのではないでしょうか。
干し方を工夫したり、乾燥機の使い方のポイントをおさえておくだけで早く乾かすことができるので、お悩みの方はぜひ試してみてください。
厚手のものを早く乾かしたい
朝から干していたのに夕方になっても湿っていところがある…
寒い季節、厚手のアイテムは水分を多く吸収するため乾きが遅いのはよくあること。
そんな乾きにくい洗濯物は干し方を変えると早く乾かせることがあります。
衣類の間隔をあける
洗濯物を早く乾かすポイントは空気の通りを良くすることです。
洗濯物同士に十分な間隔がなく密着した状態だと、うまく空気が入らず乾燥の妨げになります。
なるべく重なり合わないように隙間を意識して風を通しましょう。
風・空気を服の全体に通すような干し方にする
服の内側まで空気を通すように干すと乾きやすくなります。
通常のハンガーや平干しだと生地が重なるため空気が通るのは表面だけでになってしまいます。
服を逆さまにして、裏側が見えるように開いてピンチハンガーなどで裾部分を留めて干します。逆さまにバンザイしたような形です。
表面だけでなく裏からも乾燥させるようなイメージです。
フードや脇の部分など重なりやすいところ風がうまく当たらず乾きにくいところですが、逆さまにして干すことでまんべんなく風を当てることができます。
ジーンズなどの厚手のパンツやスカートは、裏返して筒状になるように干します。
筒状にすることで空気の通りがよくなり、裏返しにすることでポケットなど二重の生地になっているところも乾きやすくなります。
厚手のタオルは振ってから干す
乾きの遅い厚手のタオルは干す前にパタパタと振ります。
こうすることで生地のパイルが立ち上がって空気に触れやすくなり、乾きやすくなります。乾いた後の肌触りもやらない場合より良くなるのでおすすめです。
除湿機で湿度を下げる
除湿機やエアコンの除湿機能を利用して湿度を下げると乾きやすくなります。
浴室乾燥機を使って干す時のポイント
雨が降っていて外に干せない、ベランダにスペースがない…そんなときは浴室乾燥機を利用しましょう。
浴室が濡れている場合は、拭きとってできるだけ水分を無くします。
並び順は内側を短めのもの、外側を長めのものにすると気流が発生して早く乾きやすくなります。
ただ壁際は風が届きにくい場所でもあるので、乾きにくい厚手のものは送風口の近くにしてください。
このとき前述したように全体に空気が通るような干し方にすることもお忘れなく。
間隔を空けて(最低10cmくらいは空けておきたいところです)
浴室乾燥はフィルターをチェック
外に干せないときは浴室乾燥が役に立ちます。
浴室乾燥を使う前にチェックしておきたいのがフィルター。ここにほこりがたまっていると乾燥効果は半減。汚れている場合はこれを機にフィルターの掃除をしましょう。
フィルターは掃除機や布でほこりを取り除き、水に洗剤を溶かしてスポンジで洗うときれいになります。フィルターも洗い終わったら陰干ししてしっかり乾かしてくださいね。
乾燥機は容量チェックとタオル使いで速乾
手っ取り早く確実に乾燥するならやはり乾燥機は外せません。
乾燥機の使い方でも早く乾くかどうかが変わるので、できるだけ短時間で済むようにチェックしておいてください。
まず衣類が乾燥機にかけられるものかは確認しましょう。
「タンブル乾燥不可」のマークがあれば乾燥機にはかけられないので、干して乾かします。
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乾燥機を使う前に容量の確認もしておきます。
洗濯容量が8kgだったとしても乾燥もその容量とは限りません。(半分くらいになるのが一般的のようです)
なので洗濯容量ギリギリで洗濯した場合は一度取り出して乾燥容量分まで減らして乾燥機にかけましょう。
容量以上を入れて乾燥機をかけるとそうでない時より乾きが遅くなり、乾燥機をかける時間が長くなると衣類を傷める原因にもなります。
乾燥機にかける時間は短い方が衣類にやさしいです。
乾燥機をかける前に乾いたタオルを一緒に入れるのも早く乾かすのに効果的です。
濡れたものの水分を吸収しつつタオルも乾燥されるので乾燥時間を短くできます。
ただ容量がいっぱいの場合は無理にタオルを入れないように。
乾燥機がない場合は風を当てられるもので代用
早く乾かすために大切なことは「風を当てること」です。
浴室乾燥機や洗濯乾燥機がなく、部屋干しする時は、扇風機やサーキュレーターなどを使って風を当てましょう。
窓際や玄関そばの廊下など、風が通りやすい場所に干すのも効果的です。