シャンブレーという生地

9月 8, 2020

ワードローブの主軸メンバーとして活躍できるシャンブレー。
デニムのようなカジュアルさがありつつ、カジュアルになりすぎない、ナチュラルな品のよさも感じられるアイテムです。

さまざまなテイストのコーディネートにも合わせられ、幅広いシーンで活躍できるので、ぜひシャンブレーのことを知ってください。

シャンブレーはどんな生地のこと?

シャンブレーは生地の種類のことで、タテヨコで色の異なる糸を使って織られたものです。
基本はタテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸(さらし糸)を使った平織り。

晒糸とは生綿糸を漂白して純白にしたものをいう。

https://apparelfashionwiki.com/?%E6%99%92%E7%B3%B8#:~:text=%E6%99%92%E7%B3%B8%E3%81%A8%E3%81%AF%E7%94%9F,%E3%81%A6%E6%B0%B4%E3%81%AB%E6%BA%B6%E8%A7%A3%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%82

ブルーが定番色として使われますが色糸の決まりは特にありません。パステルカラー、黒や赤、色展開もさまざまです。

こんなきれいなカラーシャンブレー生地も。

出典:https://maru10.jp/liberty-print/chambray.html

織り方は平織りといういうもの。薄くて丈夫な生地に仕上がります。

通気性もよく、軽くてやわらかい風合いです。
表面に糸が均等に出ることで、色糸の色落ちが目立ちにくいのもうれしい特徴です。

シャンブレーは生地の特徴である霜降り効果と玉虫効果で、カジュアルさと上品さを兼ね備えています。
シンプルなコーディネートにも存在感を出してくれます。

カジュアルにもセミフォーマルにも使える

デニムのようなカジュアル感もシャンブレーの特徴。
でもカジュアル過ぎず、どこか上品に見える品のよさがあるのもシャンブレーです。

色糸と白糸を使ったシャンブレーは、光の当たり方で見え方が変わる光沢感があります。
その光沢感とシャンブレー効果でかたくなり過ぎず、適度な上品さが出せるため、セミフォーマルコーディネートでも使えます。

元々ワークシャツとして使われていた歴史があり、丈夫で動きやすさもあります。ビジネスカジュアルでも着れ、1枚あるとさまざまな場面で活躍できます。

独特な色むらが魅力

シャンブレーの特徴の一つに霜降り状のムラがあげられます。
色糸と白糸の組み合わせによって霜が降りたように見えるのです。

このムラ感は「シャンブレー効果(シャンブレーカラー)」と言われるほど、シャンブレーの代表的な特徴。このムラがまた味わい深いです。

先染めの織物だけが出せる色合いで、淡く落ち着いた印象になります。

先染めとは
https://yamatomi.biz/labo/38239

異なる色を使って玉虫効果

シャンブレーのように異なる糸を使うことで、光の当たり方によって見え方が変わります。
見る角度によって色彩が変わる光沢が玉虫のようで、玉虫効果とも言われます。
白糸を使わず、タテにもヨコにも色糸を使うと色の変化がより楽しめます。

この光沢がナチュラルなテイストの中に、上品さや華やかさといったイメージを与えてくれます。
見た目の変化が楽しめるのもシャンブレーの魅力ですね。

色落ちが目立ちにくい

色落ちが目立ちにくいのもシャンブレーの素敵なところ。
白い色の割合が多くあるため使い込んでも色落ちが気にならないのです。

色落ちしにくい、というよりは「目立たない」と考えてください。
使用している糸の素材や色、特に濃い色は色落ちしやすいものもあるので、品質表記チェックをお忘れなく!

シャンブレー生地はお家洗濯できるものが多く、扱いやすいので長く愛用できます。

シャンブレーの素材

シャンブレーはコットン100%でつくられることが多いですが、リネンやコットン×リネンの組み合わせもあります。

コットンは吸水・保湿性がよく通気性にも優れています。水に強くお洗濯も簡単なものが多いです。

リネンは通気性に優れ、程よいシャリ感とひんやり感が魅力。タオルやベットカバーなど寝具に使われることも多く、夏の熱帯夜には特におすすめしたい組み合わせです。

シャンブレーに似ている、ワークウェアたち

パッと見るとシャンブレーに似ている生地が「デニム」と「ダンガリー」。

3つともワークウェアで、見た目が似ているため同じものとして混同されてしまいがちですが、ちゃんと違いがあります。

自分に合ったものを選べるようにこれらの違いも覚えておきましょう。

デニム

デニムもタテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸を使用しますが、シャンブレーとの違いは織り方。

デニムは「綾織り」という織り方でつくられます。

生地は厚く、伸縮性があります。カジュアルコーディネートが主でフォーマルコーディネートにはあまり使われません。色落ちしやすいのもデニムの特徴です。

逆を言えばシャンブレーはデニムより薄手で軽いもの。
デニムに耐久性は劣るものの丈夫で通気性バッチリ。
シャンブレーだからこその魅力は、軽い着心地や、セミフォーマルでも使える品の良さやソフトな肌触り、色落ちの少なさなどがあります。

デニムにもいいところたくさんありますがシャンブレーにも魅力は盛り沢山。

デニム調の色合いが好きな人は春夏はシャンブレーを使うのもおすすめです。

ダンガリー

ダンガリーは糸の配置がシャンブレーやデニムと逆になります。

(タテ糸に白糸、ヨコ糸に色糸)

ダングリ(Dungri)という西インドの粗野な綿織物が由来。

ダンガリーはデニムの一種と言われますが、厚めのシャンブレーをダンガリーとして扱うことも少なくないようで、3つの中では一番それぞれの生地との境界があいまいなものです。

シャンブレーを知って自分に合ったアイテムを選ぼう

薄地で軽いシャンブレー生地は春夏アイテムにぴったり。
カジュアルからセミフォーマルといった幅広いシーンで使えるので1つあると本当に重宝します。
扱いやすく長く愛用できるのも魅力ですよね。

また、この軽さ・丈夫さ・通気性の良さなどを活かして、衣服以外に小物入れなどに使われます。

素材を知ること、モノの違いを知ることで、ファッションやモノ選びも変わります。
生地の特性もふまえながら、おしゃれやアイテム選びをより楽しんでください。

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Posted by freeen