衣類の虫食いは何が原因?服を守る防虫対策! | freeen

衣類の虫食いは何が原因?服を守る防虫対策!

2022/05/31

クローゼットから服を取り出したら、いつの間にかいくつも穴が空いている…。

どこかに引っ掛けて穴を開けてしまった可能性もありますが、小さな穴が複数あったら虫食いの可能性が高いです。

虫食いから大切な服を守るために原因とその対策をお伝えします。

繊維を食べる虫

服を食べる虫は「カツオブシムシ」「イガ」という種類の幼虫。(ヒメカツオブシムシ、ヒメマルカツオブシムシ、イガ、コイガ)

成虫になると見えるのですが、幼虫だととても小さいため発見は難しいです。

気温がちょうどいい春や秋頃が活発になりやすい虫ですが、部屋の中は快適な温度になっていることが多いため、既に家の中に虫が潜んでいると、1年中被害が起こりえます。

活発になりやすい環境は、15℃〜25℃の室温と60%以上の湿度。幼虫は明るいところが苦手なため暗い場所も好むようです。
なので、クローゼットやタンスにしまっておいたときに虫食いが起こりやすいのです。

虫が好きな天然繊維や花に注意

服を食べる虫の好物は「動物性たんぱく質」です。このたんぱく質が素材に含まれているのが、ウール・シルク・カシミヤ・アンゴラなどの動物性の天然繊維。
またコットンなどの植物性の天然繊維を食べる虫もいるので、天然素材は要注意と考えておきましょう。

また、カツオブシムシはキク科の花が好きなようです。(デイジーやマーガレットなど)

これらの花を買ったり、室内にある場合などは虫がついていないか確認しましょう。

化学繊維も注意が必要

服の繊維だけでなく、フケや髪の毛、皮脂、食べこぼしなども虫のエサになります。これらも「動物性たんぱく質」だからです。

この服は化学繊維の服だから大丈夫、と油断してはいけません。害虫が合成繊維自体を食べることはありませんが、上記のような汚れは食べるため、結果虫がついてしまいます。

服も清潔にしておかないと虫のつく原因となります。

服の防虫対策

  • 汚れをしっかり落とす
  • 洗濯物を取り込むときにはたく
  • クローゼットやタンスは定期的に換気・掃除
  • 収納は詰め込みすぎない
  • 収納ケースは立てて収納する
  • クリーニングのビニールカバーは外す
  • 室内もきれいに
  • 防虫剤を使う

収納前に汚れを落とす

クローゼットや収納ケースにしまう前に、必ず洗濯しましょう。虫のエサとなる汚れはしっかり落とすことが大切です。
頻繁に洗わない服はクローゼットにしまわないようにして、シーズンの終わりには必ずクリーニングに出してからしまうようにしてください。

洗濯物ははたいてから取り込む

虫が家に入ってくる原因の多くが、外で干した洗濯物についていることと考えられています。よく叩いてから取り込むようにしましょう。
カツオブシムシは白っぽいものを好むようなので、こういった洗濯物は特にしっかりはたきましょう。

また鳥の巣やキク科の花が近くにある場合は、虫がいる可能性が高くなるので必ずはたくようにしましょう。

服につく虫は落ちやすいので、はたいたりブラッシングも効果的です。また汚れや生地の傷み防止にもなるので、普段からこれらのことを行うのがおすすめです。

収納場所を掃除、湿気をこもらせないようにする

害虫は湿度の高いところが好きです。空気がこもっていたり、埃がたまってしまっている場合も潜みやすいので気をつけましょう。
また糸クズといったゴミも害虫のエサとなり、卵や幼虫が育つ要因になります。

服についた虫がいなくても収納場所にいては、せっかくの苦労が台無しです。収納場所は定期的に掃除・換気しましょう。

隙間なく衣類を詰め込んでいると空気がこもりやすいため、空気が通りやすいようにぎゅうぎゅうに詰め込んで収納しないこともポイントです。

着ない服でも定期的に干すのもおすすめです。

収納ケースの場合、重ねて収納するのではなく立てて収納するのがおすすめです。
重ねて収納するより空気が通りやすくなるほか、防虫剤の成分がしっかりと全体にいきわたりやすくなります。

クリーニングのビニールカバーもかけっぱなしにしていると湿気がこもります。虫食いだけでなくカビや服のダメージを与える原因にもなるので外すようにします。
埃がつかないようにカバーをつけておきたい場合は、通気性のあるカバーに掛け直しましょう。

虫が繁殖するのは収納場所だけではない

服につく害虫が繁殖するのはクローゼットや収納ケース・タンスの中だけではありません。ベットやソファの下、掃除機の中に潜むこともあります。

完全にきれいな状態をキープするのは難しいかもしれませんが、虫食いに悩んでいるときは部屋全体もきれいにするようにしてみてください。

防虫剤はあくまで「予防」

簡単に虫食いを防いでくれる防虫剤を活用している方も多いと思います。

ただし防虫剤は「服に虫を寄せ付けないためのもの」ということはしっかり認識しておきましょう。
既に生息している虫が駆除されるわけではないため、移動して他の衣類につく可能性もあります。

虫食いをなくすためには、家の中から追い出して入り込ませないようにすることが重要ポイントです。
収納場所や服、室内をきれいにし、虫がいない状態で使用することで防虫効果がより発揮できます。

防虫剤の使い分け

防虫剤にもさまざまな種類が販売されています。収納方法によってタイプを変えたり匂いがつかないものを選んだり、ハーブなどを使うといった防虫方法もあります。

自分にあった防虫剤を見つけてください。

匂いがつかない無臭タイプ

長期間防虫剤と服をセットにしておくと、匂いが気になることも多いでしょう。

防虫剤のニオイはナフタリンやしょうのうという成分のニオイです。

風通しの良い場所に干しておくことで和らいでいきます。匂いが気になったら着る前に干しておきましょう。

しかしすぐにでも着たい服の場合、干している時間はありませんよね。虫食いを防ぎつつ、匂いがつくのを避けるためには防虫剤の種類や使い方を確認してみてください。

匂いが気になる人は無臭タイプを選びましょう。

吊り下げタイプ・ケースに入れるタイプを使い分ける

これらのタイプを使い分けましょう。正しいタイプのものでない場合効果が半減します。

有効期間をチェック

有効期限はしっかりチェックしておきましょう。

効果が切れる前に新しいものと取り替えてください。

ハーブやアロマを使って防虫対策

ハーブやアロマオイルを使うことで防虫効果が期待できます。ラベンダーやペパーミントといった匂いは虫を寄せ付けません。

これらの匂いが嫌いでないならおすすめです。クローゼットからフワッといい香りがするのでおすすめです。

サシェは簡単に作れますので、自分の好きな香りで自作してもいいと思います。

家でできる防虫加工

家でも簡単に服に防虫加工ができる商品もあります。
浸したりスプレーでかけるだけでも効果があるので、クローゼットやタンスに入れておく防虫剤では効果が薄いと感じる人はこういった製品を使用するのもおすすめです。

虫を駆除する

虫を駆除するためには、

  • エアゾール剤や燻煙剤といった殺虫剤を使用する
  • 65℃以上の高温をあてる

といった方法があります。

殺虫剤は幼虫や卵には効かないのですが、成虫には効果があるので被害を抑えるには効果的です。
殺虫剤より簡単で効果的なのが65℃以上の高温での駆除です。
アイロン、スチームアイロンや乾燥機を使用します。特にコインランドリーの高熱乾燥機がおすすめです。

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