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裏毛(裏パイル)・裏起毛の違いを知って裏地を選ぼう

2021/09/24

裏地は快適に過ごすための服の大切な要素。裏地を知っておくと、冬場の寒い時期でもファッションを楽しむことができるようになります。

どちらもふわっとした感触が特徴ですが、裏毛と裏起毛の違いを知って、季節や自分に合ったものを選べるようにしておきましょう。

裏毛(裏パイル)

裏毛(うらけ)は裏面をパイル状(ループ状)に編み込んだ生地で、「裏パイル」とも呼ばれます。

裏毛の生地
裏毛の生地

パイル状にすることで繊維の間に空気が入りやすくなり、ふわっとした感触を作ってくれます。生地の厚みは抑えられるため、ボリュームはそこまで出ません。

ふわふわの手触りだけど厚みがなく、サラッと着れるため重ね着にも向いています。

吸水性・吸湿性が高い

裏毛は吸水性・吸湿性が高いのでタオル生地によく使われます。
生地が厚くならないことから、パーカーやトレーナーといったスポーツウェアやパジャマなどにも使われることが多いです。

汗をかいても発散されやすいのも特徴で、通年着られるアイテムにも使われています。

裏起毛よりも劣りますが保温性もあり、インナーで調整すればOK。

裏起毛

裏起毛は裏毛のループ状の編みを起こして毛羽立たせたものです。
裏毛より厚みがあり柔らかい。まるでワタのようなふんわりとした肌触りです。

裏起毛の生地
裏起毛の生地

この毛羽立ちが、いろいろなやわらかさをつくります。
ふわふわの質感の他、柄の輪郭をぼかしてやわらかい色調にもなります。

肌触りや機能の他、見た目にやわらかさが出るのも裏起毛の特徴です。
「やわらかい感じのアイテム」を探すなら、裏起毛の生地で作られているものを探すのも一つの手ですね。

どちらを選べばいい?

人によって体温や肌の状態なども変わりますので、一概には言えませんが、暖かさを重視するなら裏起毛。通年着通したいものなら裏毛を選ぶと失敗が少なくなるかと思います。

寒い季節の防寒用なら裏起毛

「暖かさ」を取るなら裏起毛を選びましょう。

毛羽立たせることで、生地の中に空気がたくさん入ります。空気が多いほど保温性が高くなるので暖かさもUP。同じ厚みの生地であれば、裏毛より裏起毛の方が暖かいです。

薄手のアイテムでも暖かいのが裏起毛の魅力。
保湿・保温性ともに高いので、重ね着しなくても暖かいので薄着もOK。
着太りするほど重ねたいような寒い時でも、1枚で暖かくしてくれる裏起毛アイテムは重宝します。
防寒着や冬のレイヤードスタイルにも大活躍間違いなしです。

【レディース】 軽くて暖か裏起毛ワンピース – セシール ■カラー:オリーブ ■サイズ:LL,3L

特にボトムスなどは重ね着しにくいので役立ちます。

またトップスでも、寒いからといって何枚も重ね着するとボリュームがでて着太りした感じに…そんな時は一枚でも暖かい裏起毛アイテムがおすすめです。

長いシーズンの着用なら裏毛

ある程度の暖かさと長い期間着れるアイテムなら裏毛のアイテムを選びましょう。

暑い夏には向きませんが、冬でも寒暖差のある春や秋も活躍します。長期間活用できるのと調節しやすいので、いくつかワードローブにしのばせておくと役立ちます。

裏起毛のおすすめ素材

裏起毛のふわふわ感を最大限に感じたいならニットやウール。

天然素材のニットやウールなどは、他の素材と比べてよりふわふわ感があるので、肌触りを大事にするならこれらの素材がおすすめです。

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ふわふわキープのお手入れ

裏毛も裏起毛もふわふわの質感が魅力。できるだけ長くその感触を残していきたいものです。

そのためにもお手入れは重要ポイント。

おろしたての時は少し気をつけたいところです。繰り返し洗濯していくことで、次第に抜けなくなっていくのですが、初めのうちは毛が抜けてしまったり、他の洗濯物に付いてしまったりすることも。

毛が他につかないようにする

抜け毛が他のものにつかないようにするには、まず単体で洗うこと。これにつきます。

洗濯の前に粘着テープ(ガムテープやコロコロなど)でペタペタして、毛が抜けるかどうかチェック。テープにたくさん毛がつくなら、洗濯でも抜け落ちてしまう可能性大です。

単体で洗うことが難しければ、余分な毛が抜けきるまではネットに入れて洗濯するようにしましょう。ネットに入れることで、他の洗濯物に毛がつくことを軽減できます。できれば抜け毛の通さない網目の細かいものがいいです。

ふわふわ質感を残すなら手洗い

ふわふわ感をキープするなら手洗いが一番。
ふわふわの減少と毛玉の発生は強い摩擦によるもの。

洗濯機はどうしても強い摩擦が起きてしまうので、手洗いでその摩擦を最小限に抑えます。

  • ネットに裏返して入れる
  • おしゃれ着用中性洗剤を使う
  • ゴシゴシこすらず押し洗い
  • しっかりすすぐ
  • きれいな水に柔軟剤を入れて、その中にアイテムを投入
  • 軽くすすいで脱水
  • 生乾きの状態で一度ブラッシング
  • 日陰の平干しで干す

より詳しい洗濯方法はこちら
起毛素材のふわふわをキープさせる – freeen

季節や自分に合った裏地を選ぼう

見せるための表地、着心地が決まる裏地。デザイン性も快適性も、できればどちらも妥協したくありませんよね。

オンラインショップでは実際に商品を手に取って見たり、試着ができません。

商品説明に書いてあったとしても、言葉の意味が分かっていないと、「欲しいものと違う」「自分に合ったものではない…」ということになりかねません。

好きなデザインに巡り合っても、着てみると寒いし暑いし全然快適じゃない!なんて悲しい…。

裏地のチェックも欠かさずに。好きなファッションで快適に過ごせるように選んでいきましょう。