起毛素材のふわふわをキープさせる方法!おうち洗濯やお手入れ | freeen

起毛素材のふわふわをキープさせる方法!おうち洗濯やお手入れ

2023/01/17

冬に大活躍のフリースやボア、裏起毛といった起毛素材。

初めはふわふわだった生地も、着て洗濯してと繰り返していくうちにぺしゃっとなってゴワゴワしてきてしまうことも…

ふわふわ感が少なくなると、触り心地の良さや暖かさも減少してしまいます。
そうならないためには普段から気をつけることが大切。お気に入りの服ならできる限り長く良い状態をキープしたいものですよね。
そのためにもちょっと手間をかけてあげることが必要です。その方法をいくつかご紹介していきたいと思います。

摩擦や毛の絡まりでふわふわが減少

ふわふわしなくなっていく原因の一つに摩擦があります。すれることでふわふわの毛が絡まったりつぶされるためです。

ホコリと毛が絡まったり、湿気や汗などによって水分が生地についたり、静電気が発生して毛同士がくっついて絡まったりもします。

できる限り摩擦を避けたいものですが、なかなか摩擦を与えにようにするって難しいですよね。
そこで少しでもふわふわをキープするために、お手入れをしていきましょう。

ふわふわを復活させるお手入れ

起毛が絡まったり、つぶれたりしてしまうためにふわふわ感がなくなるので、絡まりをほどいてつぶれている毛を起こしていきます。

ブラシやコームでブラッシング

髪の毛と同じように、絡まった毛はとかしてきれいにします。ブラッシングすることでつぶれた毛を起こす効果もあります。

ブラシ

できるだけ優しくブラッシングしましょう。力任せに強くブラッシングすると毛が抜け落ちてしまうので、あまり力任せにしないように。

ひどく絡んでいる部分は細かめのブラシやコームなどを使って、起毛の先端部分から少しずつとっていくようにします。

ブラシは衣類専用のものがもちろんいいのですが、髪の毛用でもペット用でもOK。
先端にクッションがついていて、できるだけ生地の奥までブラッシングできるものがおすすめです。比較的生地を傷めず、毛並みを起こしやすいためです。

ブラッシング方法

寝ている毛を優しく逆なでして起こします。コツは少しずついろいろな方向から優しくブラッシングすること。

ゴミや毛玉は別で取り除きながら行ってください。絡まっているところもできる限り優しくブラッシングしましょう。

絡まりがなくなってきたら、一定方向になでるようにして毛並みを揃えます。絡まりもほどけ、きれいに仕上がります。

ガンコな絡まりがあると時間がかかってしまうかもしれませんが、この手間をかけることでふわふわが回復します。

ゴワゴワになる前に定期的にお手入れ

ゴワゴワになったり絡まってしまってからやるのではなく、定期的にブラッシングをして、できる限り良い状態を保つようにすることが長持ちさせるポイントです。

着た後は軽くブラシをかけるようにしてみてください。ふわふわの継続期間が変わりますよ。お気に入りのものは特にひと手間をかけてみてください。

洗濯は手洗い&柔軟剤がおすすめ

ふわふわキープのためには洗濯方法も気にかけておきたいところです。一番優しく洗える手洗いがおすすめです。

ウールやカシミヤなどの素材は髪の毛のキューティクルのようにウロコ状になっており、水に濡れると開いて、開いた状態でこすれると絡まりやすいです。
特にこういった素材は、濡れた状態での摩擦を少なくしてダメージを軽減させていきたいところです。

手洗いがいいとはわかっているけど、そんな時間がない!という人も多いと思います。

洗濯機でもできる限り優しく洗えるように洗剤やコースを選んでいきましょう。

洗濯前に必ず確認しておきたいのが洗濯表示。「家庭での洗濯不可」のマークがある場合はクリーニングに出しましょう。

手洗い洗濯方法

ぬるま湯と、おしゃれ着用の中性洗剤を使用します。洗剤を溶かし、服を浸して押し洗い。摩擦は極力なくしたいのでこすらないように!

消費者庁イラスト集より

汚れがひどくなっているところがあれば、重点的にもみ洗いします。

※袖口や首元は、汚れがたまりやすい場所なのでしっかりめに洗いましょう。

洗剤で洗い終わったら、きれいなぬるま湯ですすぎます。ここでもゴシゴシしないように。
お湯がにごらなくなるまでしっかりすすいでください。

すすいだら柔軟剤を水に入れて軽く洗濯物を通します。柔軟剤によってふわふわ感復活と、絡まりをとる効果が期待できます。

すすぎがおわったら、ギューっと水を押し出すようにして、脱水します。短い時間なら洗濯機の脱水でもOK。水が出なくなったら、タオルに挟んで水気をさらにとります。
(濡れ干しマークがある場合は脱水はかけずにそのまま干します。)

消費者庁イラスト集より

乾燥機にはかけず、はたいて陰干ししましょう。

天然の毛素材は紫外線に上がると変色するものが多いです。日陰の方が生地を傷めず、はたくことで繊維に空気が含まれるのでふわふわ感が出やすくなります。

伸びやすい生地だったり形を崩したくないものは平干しにします。
起毛素材は重くなりやすいので、ハンガーにかけると重みで引っ張られて伸びてしまうことがあるので注意が必要です。
形を整えて干すことでシワも防げます。

平干しハンガーがあればそちらに。なければ竿に引っ掛けて干すようにしましょう。
平干しが難しい場合は、こういった伸びや形崩れを防げるアイテムがおすすめです。

またフリースや裏起毛などは、厚みがあるゆえに乾きにくいのが難点。生乾きにならないよう、表面だけではなく裏返して全体をしっかり乾かしましょう。

やっぱり洗濯機を使う場合

  • 目立った汚れは、手洗いで落とす。
  • 洗濯ネットに入れる。
  • 「おしゃれ着洗い」「手洗いコース」といった優しく洗い上げるコースを選ぶ。
  • 脱水はできるだけ短い時間にする。

洗濯機で洗う時も目立った汚れを手洗いで落としておくと洗い残しが少なくなります。

生地への摩擦ダメージを極力減らしたいので、ネットに入れて優しく洗えるコースにします。

脱水や乾燥機を長く使うと、ゴワゴワになったり縮んでしまうこともあるので要注意です。
脱水は1分以内を目安として、水が滴り落ちないくらいですませましょう。

もちろん乾燥機を使ったら絶対にそうなる、というわけではないので洗濯表示をチェックして、かけるか判断するようにしてください。

確認しておきたい洗濯注意事項

濃い色は色落ちチェック

特に初めて洗う濃い色のアイテムは色落ちチェックしておくと安心です。

もし色落ちするものであれば他の洗濯物に色が移ってしまう可能性があるので、他のものと分けて洗いましょう。

目立たない部分に洗剤をつけて5分ほど放置。洗剤をつけたところを白い布で軽くおさえます。白い布に色がついたら色落ちしやすいサインです。

シミ・汚れチェック

目立つシミや汚れは全体を洗う前に重点的に落としておくと洗い残しを防げます。

シミや汚れの部分にだけ洗剤を少しだけつけて、汚れになじませておきます。

ネット1枚に1衣類

他の衣類とからまったり、洗濯槽に当たるダメージを少しでも軽減するためにネットに入れます。
入れるときは洗濯ネットのサイズに合わせてたたみましょう。汚れやすい部分(袖や襟、表面)が外側になるようにします。

一枚のネットに一つの衣類を入れるのが基本です。複数入れるとその衣類同士がこすれるため、せっかくダメージ軽減のためにネットに入れたのに意味がなくなってしまいます。

水温

温水は汚れを落としやすいですが、縮みの原因ともなってしまいます。縮みが気になるものは30°C以下で洗うのが安心。お風呂の残り湯などを使用する場合は、熱すぎないように注意してください。

洗いすぎないことも大事。でも定期的なメンテナンスはお忘れなく

そこまで汚れや臭いなどが気にならなければ、何回か着て、もしくは1〜2週間くらいのペースで洗濯しても問題ないでしょう。

やはり洗濯はどうしても摩擦が大きく起こってしまうので、その分のダメージを減らすだけでもふわふわキープにつながります。

ですが、あまりに放置するのもきれいに長期的に着続けるためには考えたいところです。

起毛素材アイテムは寒い時期に着ることが多いはず。夏のようにたくさん汗をかくわけではないので、ニオイも気にならず汚れていないように思います。

しかし暖房のきいている室内にいると、服の内側の湿度が上がって知らずしらず汗をかいていることもあります。

見た目が汚れていない場合、一度着たら必ず洗濯するという風にしなくてもいいのですが、目に見えづらい小さな汚れはどうしてもたまってしまうものです。

汚れが目立ってきてから取り除くのは、手間がかかったり難しいこともあるため、何回着たら・この期間内に、といった感じで定期的なメンテナンスとして洗濯をしていきましょう。

ぜひふわふわを復活させたい、長持ちさせたい、という方はできることから試してみてください。ちょっと意識するだけでも起毛の消耗具合が変わりますよ。