凸凹織のワッフル生地
お菓子のワッフルのように、マス目に凸凹した生地をワッフル生地と言います。
凸凹による機能性の高さとフワッとした触り心地が魅力の生地です。
防寒性と蒸れ防止に優れているので、タオルや寝具、衣服などによく使われます。衣服でもざっくり着れてベタつかない!一年を通して使えるアイテムもあるので、ワードローブにあると便利です。
ワッフル生地の魅力
ワッフル生地は柔らかい肌触りで通気性があり、ベタつきを抑えてくれます。
その他にも魅力はたくさん!
通気性・吸水性・吸湿性○
通気性・吸水性・吸湿性の三拍子揃った機能的なワッフル生地は夏でも快適さをサポート。
凹があることで空間ができ、肌につく部分が少なくなります。このおかげで汗をかいても、ベタつきをやわらげストレスフリーに。
また、蒸れたり汗をかいても早く乾きます。
吸湿性もあるので蒸れにくく、水分をよく吸収し乾きがとても早いため夏にぴったり。
汗をかきやすい方は特におすすめです。
保温性も○
ワッフル生地の凸部分は空気が入り込みます。ここに空気があることで体温を逃がさず、保温されます。
先ほど夏におすすめの生地と紹介しましたが、保温性もあるので冬でもお役立ちアイテムになります。
柔らかい触り心地と伸縮性
空気感のあるふわふわの肌触り。おろしたてのワッフルタオルの感触は最高です!
伸縮性にも優れているので、着やすく動きやすいところも人気のポイント。
目立たない毛羽立ち
洗濯し続けていると出てくる毛羽立ちや毛玉。

洗っても毛羽立ちや毛玉が目立たないところもワッフルの頼もしいところです。
ワッフル生地のお手入れ
柔らかく吸水性があるということはメリットでもありますが、「伸びてしまいやすい」というデメリットにもなってしまいます。
洗濯や干し方・アイロンがけなど、ちょっと意識したお手入れをしましょう。
ワッフル生地の洗濯
洗濯は、ネットに入れるか手洗いにしましょう。
干すときも注意。
濡れて重くなったワッフル生地はハンガーにかけると伸びてしまう可能性大。水分をしっかり落として平干しにします。
アイロンがけ
凸凹がくずれてしまうので、基本的にはアイロンはかけない方がいいです。
せっかくのふんわりした立体感や機能的な魅力も少なくなってしまいます。
どうしても、という場合はスチームをあてる程度がよいでしょう。

ワッフル生地を使ったサーマル
サーマルとはワッフル生地を使ったTシャツのこと。
ワッフル生地のもの = サーマルと言われることもありますが、
【ワッフル生地のTシャツ = サーマル】が本来の意味。
吸湿性、保温性ありのサーマルはインナー用のシャツとしてよく使われていました。生地の機能性によって温度湿度を快適に保てるので、季節の変わり目にぴったりです。
サーマル1枚のカジュアルコーデも人気です。
持っておくと便利に使えます。

ワッフルファッション
無地でも、生地がワッフルだとちょっとおしゃれな感じになります。
凸凹のある立体的な生地が、普通の生地とは違った雰囲気を出してくれるんです。
ざっくり着ることができ、一枚だけでもカッコよく、レイヤードスタイルにもOK。
コーディネートの幅も広いです。
ふんわりした生地で体にフィットしすぎないので、自然に体型カバーもしてくれます。
カジュアルスタイル、カジュアルライクにワッフル生地はぴったりのアイテム。
上品スタイルにカジュアルミックスものおしゃれです。
ワッフル生地で色々なコーディネートを楽しめちゃいます。
