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起毛素材のふわふわをキープさせる方法

2021/11/03

冬に大活躍のフリースやボア、裏起毛といった起毛素材。
初めはふわふわだった生地も、着て洗濯してと繰り返していくうちにぺしゃっとなってゴワゴワしてしまいませんか。

そうならないためには普段から気をつけることが大切。ちょっと手間をかけてあげることでふわふわキープできます。

起毛のふわふわは摩擦や毛の絡まりで少なくなる

ふわふわがなくなる原因は摩擦。すれることでふわふわの毛が絡まったりつぶされてしまいます。

またホコリがついていても、毛が絡ってしまいます。
湿気や汗など水分が生地についたり、静電気が発生して毛同士がくっついて絡まったりもします。

このような原因からふわふわ感がどんどんなくなり、触り心地が悪くなって暖かさも減少してしまうんです。

できる限りそうならないようにすることが大事なのですが、着ている時も洗濯をする時も、たたむときだって摩擦は避けられないもの。なかなか摩擦を与えにようにするって難しいですよね。

そこでゴワゴワになっても回復する方法をお伝えしたいと思います。お手入れでふわふわキープができるようにやってみてください。

ふわふわを復活させるお手入れ

起毛が絡まったり、つぶれたりしてしまうためにふわふわ感がなくなるので、絡まりをほどいてつぶれている毛を起こしていきます。

ブラシやコームでブラッシング

髪の毛と同じように、絡まった毛はとかしてきれいにします。ブラッシングすることでつぶれた毛を起こす効果もあります。

ブラシ

できるだけ優しくブラッシングしましょう。力任せに強くブラッシングすると毛が抜け落ちてしまうので、あまり力任せにしないように。
ひどく絡んでいる部分は細かめのブラシやコームなどを使って、起毛の先端部分から少しずつとっていくようにします。

ブラシは髪の毛でもペット用でもOK。
できるだけ細い金属の棒がたくさんあって生地の奥までブラッシングできるものがいいです。
先端にクッションがついてるものがあればベスト。生地を傷めず、毛並みを揃えられます。

ブラッシング方法

寝ている毛を優しく逆なでして起こします。

コツは少しずついろいろな方向から優しくブラッシング。
ゴミや毛玉は取り除きながら行ってください。絡まっているところもできる限り優しくブラッシングしましょう。
絡まりがなくなってきたら、一定方向になでるようにして毛並みを揃えます。絡まりもほどけ、きれいに仕上がります。

ガンコな絡まりがあると時間がかかってしまうかもしれませんが、この手間をかけることでふわふわが回復します。

ゴワゴワになる前に定期的にお手入れ

ゴワゴワになってからやるのではなく、定期的にブラッシングすることが常にふわふわをキープする秘訣です。

着たら軽くブラシをかけるようにしてみてください。ふわふわの継続期間が変わりますよ。

できる限り良い状態を保ようにすることが、長持ちさせるポイントです。
お気に入りのものはぜひ、ひと手間をかけてあげてくださいね。

洗濯は手洗い&柔軟剤を使う

ふわふわキープのための洗濯は手洗いがおすすめです。

洗い

冷たい水より汚れが落ちやすいので、ぬるま湯(40°Cくらい)を使用しましょう。
洗剤を溶かし、服を浸して押し洗い。摩擦は極力なくしたいのでこすらないように!

消費者庁イラスト集より

汚れがひどくなっているところがあれば、重点的にもみ洗いします。
※袖口や首元は、汚れがたまりやすい場所なのでしっかりめに洗いましょう。

すすぎ

洗剤で洗い終わったら、きれいなぬるま湯ですすぎます。ここでもゴシゴシしないように!

お湯がにごらなくなるまでしっかりすすいでください。

【ここがポイント】
すすいだら柔軟剤を使用しましょう。柔軟剤によってふわふわ感復活と、絡まりをとる効果が出ます。

脱水

すすぎおわったら、ギューっと水を押し出すようにして、水が出なくなるまで脱水します。
水が出なくなったら、タオルに挟んで水気をとって干しにいきましょう。

消費者庁イラスト集より

干す

【ここがポイント】
脱水まで完了したら生乾きの状態でブラッシングします。細かな毛玉がラクに取れ、風合いがよくなります。

乾燥機にはかけず、はたいて日陰干ししましょう。
日陰の方が生地を傷めず、はたくことで繊維に空気が含まれるのでふわふわになります。

干す時は平干しがおすすめです。伸びを防ぎ、形を整えて干すことシワも防ぎます。
起毛は重くなりやすいので、ハンガーにかけると重みで引っ張られて伸びてしまうことがあるので注意が必要です。

また裏起毛は厚みがあるゆえに乾きにくいのが難点。

裏返して全体をしっかり乾かし、生乾きにならないようにしましょう。

やっぱり洗濯機を使う場合

手洗いがいいとはわかっているけど、そんな時間がない!という人も多いと思います。
洗濯機でもできないことはありません。通常の洗濯とは分けて行うようにしましょう。

  • 目立った汚れは、手洗いで落とす。
  • 洗濯ネットに入れる。
  • 洗剤はおしゃれ着用の中性洗剤を使う。
  • 「おしゃれ着洗い」「手洗いコース」といった優しく洗い上げるコースを選ぶ。
  • 脱水はできるだけ短い時間にする。

脱水を長時間かけたり乾燥機を使うと、ゴワゴワになったり縮んでしまうこともあるので要注意です。

乾燥機は絶対に使ってはいけない、というわけではないので洗濯表示をチェックしてくださいね。
関連記事 : 洗濯表示をチェックして正しい洗濯を

洗いすぎないことも大事

そこまで汚れや臭いなどが気にならなければ、何回か着て、もしくは1〜2週間くらいのペースで洗濯することもおすすめです。

やはり洗濯はどうしても摩擦が大きく起こってしまうので、その分のダメージを減らすだけでもふわふわキープにつながります。

ぜひできることから試してみてください。ちょっと意識するだけでも起毛の消耗具合が変わりますよ。